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『 MIXED EMOTIONS / THE ROLLING STONES 』 [英国ロック/80年代]

すとーんず.jpg

こんにちは。
今日はストーンズ。
いつも軟弱なポップスばかりで硬派な音楽ファンの顰蹙を買っていますが本日は気骨をちょっぴり(小さじ一杯ほど)魅せたい所存です。
冗談です。

初めて買ったストーンズのアルバムは1989年の「STEEL WHEELS」。
リアルタイムでした。
メンバー間の不仲からの完全復活となるストーンズの三年ぶりの新譜だったと思います。
そのアルバムからのシングルカット作、『MIXED EMOTIONS』を取り上げます。
いかにもストーンズ!って感じのキャッチーなラケンローです。
スカッと明快なシングル向きなノリの良い作品。



今よりちょっとだけ若いメンバーの演奏。
この時期はまだビル・ワイマンがベースを弾いてますね。

アルバムの方は 一曲目「SAD SAD SAD」からヒートアップ。
二曲目のこのシングル曲と、ストーンズの王道って感じで。
その他、後半の「ROCK AND A HARD PLACE 」「CAN'T BE SEEN」「ALMOST HEAR YOU SIGH」の畳み掛けるようなカッコいいナンバー。ユニークな民族音楽風な「CONTINENTAL DRIFT」も面白いし。
ラストを飾る「SLIPPING AWAY 」もしんみりと美しい佳曲。
『STEEL WHEESL』は今でも大好きなストーンズのアルバムのひとつ。
粒ぞろいの良いアルバムですね。

このアルバムを聴いたのは高校一年生でした。
これを聴くと当時のことを思い出します。
所属していた剣道部の友人Nくんからストーンズのベスト盤を借りたっけ。

そういえばこのアルバムを引っさげてストーンズは初来日を果たしましたね。
一度1970年代に来日公演が予定されていましたが実現しませんでした。
ストーンズの初来日の二年前くらいにミック・ジャガーのソロ初来日公演がありました。

そしてストーンズの初来日、というと思い出すのが映画『太陽を盗んだ男』。
日本のカルト映画の金字塔。
邦画史上屈指のエンターテイメント。
不発弾監督、長谷川和彦氏と大スター、ジュリーの奇跡のフィルム。
意味も無く核爆弾を一人で作ってしまった中学生教師がニヒルに国家と対立する物語。
その中でジュリーが国に要求したコトのひとつが「ローリング・ストーンズ来日」でした。
1979年の日本の空気感が味わえて好きな映画です。

話が逸れました。
シングルの他の収録曲について。

二曲目「FANCYMAN BLUES」。
アルバム未収録作。
これも“らしい”ルーズなブルースナンバー。
まんまエルモア・ジェイムズばりのサウンドです。

三曲目は「ダイスを転がせ」、
四曲目は「MISS YOU」と、過去のヒット曲が収録されています。

『 MIXED EMOTIONS 』《CBS 655193-5》〈 JAGGER & RICHARDS 〉(04'00'')【1989】
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DEBDYLAN

ご無沙汰してます^^;

PV思わず見入ってしまいました。
当時このPVをテレビで観たとき、STONES再始動をリアルに感じて興奮した記憶があります。
そして初来日公演。
かなり昔のコトになってしまいました^^;

楽曲としてもお気に入りの1曲です^^。

by DEBDYLAN (2008-04-29 21:23) 

都市色

>DEBDYLANさん、こんばんは。
こちらこそご無沙汰です。
コメント&NICEありがとうございます!
カッコいい曲ですよね!
ストーンズのライヴは観たいですねー。
一度も観たことが無いのですが、最近はチケット代が高騰してますし。
by 都市色 (2008-04-30 19:18) 

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