『ときめきのアクシデント/原田知世』 [邦楽女性アイドル/80年代]
こんばんは。
今宵も素敵なフィーメルシンガーを。
続いては原田知世さん。
今でも現役バリバリで女優としても歌手としても根強い支持を受けるアーティストですね。
同業のミュージシャンからも熱い視線を受け、高橋幸宏氏らとPUPAという洒落者揃いのバンドを組んだり。
「時をかける少女」としてスクリーンから現れてから四半世紀が過ぎました。
あのときの鮮烈なイメージは色褪せることはありません。
いつまでもキュートなルックスと歌声で時空をホンの少し超えた気分にさせてくれます。
親しみ易さと近寄りがたさが同居する希有な存在ですね。
でもあの映画のイメージにいつまでも捕われ続けるコトなく、「原田知世」としての個性も確立することに成功しているのは見事ですね。
そんな素敵な大人の女性の原田さんのアイドル時代のシングルを。
デヴュー当時から大御所の作家陣からの楽曲提供で名曲揃いですね。
その中から「ときめきのアクシデント」。
1982年の10月にリリースされたシングル。
これはTVドラマ「ねらわれた学園」のテーマソングだったそうです。
曲のタイトルからして素敵ですよね。
楽曲も負けていません。
この作品は来生姉弟コンビによる曲。
さすがメロディアス。
ほのかに甘い香りが漂ってくるようなロマンティックでミステリアスなムードに酔いしれます。
知世さんの浮世離れした妖精のような歌声も効果的です。
勿論実際に妖精の声は聴いたことは無いです。
星 勝氏によるドリーミィで繊細なアレンジも素晴らしい。
B面は「魔法をかけて」。
作詞は芹沢 類氏。おとぎ話の様にメルヘンタッチの世界。
作曲が伊藤銀次さん。
銀次さんらしい優しく、そして可愛らしいメロディを堪能出来ます。
この曲ではちょっぴり舌ったらずな知世さんの唄い方がハートを軽く締め付けます。
こちらもスイーツの如き甘やかで香しいラブソングの調べ。
こちらも星 勝氏のアレンジ。
夢見心地なシングルで良い連休を…。
『ときめきのアクシデント』《7A0226》〈作詞:来生えつこ/作曲:来生たかお/編曲:星 勝〉(3'26'')【1982】
2008-10-12 00:00
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コメント(4)
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この曲、可愛いですよね~♪
大好きでよく唄っていましたよ!
来生姉弟の提供だったんですね。なるほど!です。
「ねらわれた学園」「セーラー服と機関銃」のドラマ盤見てましたよ。
なぜなら私は「時かけ」から知世ちゃんの大ファンで
まだ小学生だった当時、知世ちゃんを真似て
髪をショートにまでしたくらい憧れてました!w
…年代がバレバレですねw
by ニコ (2008-10-12 23:33)
>ニコさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
この曲お好きでしたか。
良い曲ですよね。
TVドラマ「セーラー服と機関銃」の主題歌、「悲しいくらいほんとの話」も来生姉弟の作品でこの曲も好きです。
機会があったら取り上げたいと思います。
by 都市色 (2008-10-13 14:42)
原田知世さんは今も変わらず素敵な女性でありつづけてますね。
デビュー当時はその繊細なボーカルが魅力的でもあり、ちょっと不安定なところに心配しながら観ていた記憶があります。
この曲はいかにも来生さんらしいメロディですね。
近年はよく鈴木慶一さんがプロデュースされてますよね。アイドル時代とはまた違った魅力があり、少し前にテレビでライヴの模様が放送されてたのを少し観ました。
by いとぞう (2008-10-13 20:26)
>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
当時の知世さんは「♪守ってあげたい」って感じでしたね。
大人になっても昔のファンのイメージを損なうコトなく個性を発揮していて頼もしい限り。
知世さんのファンだったCartolaさんは元気なのでしょうか。
by 都市色 (2008-10-16 02:35)