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『カリフォルニア コネクション/水谷 豊』 [歌謡曲/70年代]

水谷豊.jpg


あらららー、今回のぉ、シングルはぁ、水谷 豊なんだなぁー。

と、北野広大先生風に書き始めてみました、こんばんは。
今や杉下右京警部の方が有名ですね。
「おい、相棒ぉ」
あ、これではビートきよしさんになってしまいます。
物凄い人気ですよね。僕も好きです。
フィーヴァーですね。
♪ぼくのせんせいわぁ ふぃーゔぁー!
と、いう訳で嵐を巻き起こす新シリーズが始まりました。
今夜は二回目で前回の後編。
今シリーズで亀山刑事こと寺脇康文さんが卒業と云うコトで気になる展開ですね。

「熱中時代 刑事編」のテーマソングのヒット曲。
子供の頃好きでしたね。主題歌も大好きでした。子供の頃歌ってました。
土曜グランド劇場。
水谷豊、憧れてました。こういう人多かったのではないでしょうか。
教師編は再放送で結構観ましたが、刑事編って再放送を観たコトないです。
水谷氏は刑事役や探偵役が多いですね。事件記者も。
上記のドラマに数々の二時間ドラマ、そして「事件記者チャボ!」「気分は名探偵」「刑事貴族」。
「刑事貴族」、好きだったんです。
水谷氏の演技は記憶に残るモノが多いですね。

前置きが長くなりました。
「カリフォルニア コネクション」。
タイトルが歌詞と関係があるのかないのか判りませんがインパクトありますね。
さすが阿木燿子女史。
作曲は平尾昌晃氏。
編曲が鈴木 茂氏。
この曲のイントロのゴージャスなサウンドが何と云ってもポイントではないでしょうか。
カッコいいですよね。刑事モノの主題歌って感じで。
フィリーソウル並みに派手なストリングス&ホーンです。
そして水谷氏の朗々とした歌唱。
♪じぃぐぅざぁぐぅ〜
ドラマティックなメロディラインを駆け抜けます。

ご存知、今年劇場版「相棒」の追い風を受けて約四半世紀ぶりに歌手活動を再開して,リメイクアルバムをリリースしましたね。
リメイクバージョンも鈴木 茂氏がアレンジを手掛けられています。



このPVは早野刑事ですね。
PVには茂氏は出演していないようですが、NHKの「SONGS」に水谷氏が出演した際には茂氏もバンマスとして勇姿を確認出来ました。。往年のファンは大満足。
リメイク版のアレンジは原曲のイメージを大切にしつつもストリングスを控え、ホーンの響きに重点を置いて、よりアダルトに仕上げていますね。スティーリー ダン風というか。

歌う姿を『SONGS』で始めて観た気がします。
いや、正確には一度観ていますが。松田優作氏の「探偵物語」で水谷氏がゲスト出演した回、居酒屋かなんかのカラオケで酔った二人が井上陽水氏の「こころもよう」を歌うシーンです。

B面は『僕らの時代』。
楽曲は「カリフォルニア コネクション」と同様の作家たちによる作品。
カントリータッチの朗らかな曲です。
まっすぐで情熱的であたたかな水谷氏の人柄が滲み出るような唄。

“水谷 豊”と云うと、「傷だらけの天使」もありますね。
何と云うか、水谷氏は伝説の70年代から現代まで生き抜いた俳優って感じですよね。
萩原健一、 松田優作〈故人〉、そして岸田 森〈故人〉、諸氏ら伝説の名優たちとの記憶に残る名作での名演の数々。まさに生きる伝説。男泣き名作ドラマの英雄でした。
長谷川和彦監督のデヴュー作「青春の殺人者」(1976)での演技も凄かったですよね。
あの時代の俳優たちが活躍しなくなった昨今にこうしてまだ現役で第一線で活躍されているのは嬉しいことです。

あ、もうひとつだけ…。
個人的には故 市川 崑監督による水谷氏主演の映画『幸福』(1981)を先月に大阪のミニシアターで観ることが出来たのが収穫でした。エド マクベイン原作の映画で,この作品も刑事モノですが、権利関係の諸事情で一度もソフト化されたことのない幻の映画と云われています。TVやCSの特集でも殆どかかりません。9月に催された大阪での崑監督の追悼特集では国立のフィルムセンターからフィルムを借りてついに観られました。内容もとっても素晴しかったです。
「相棒」の劇場版が大ヒットした年に幻の名作「幸福」を観られるコトが出来たのも何かの縁かもしれません。
水谷 豊ファンにも市川 崑ファンにとっても満足の名作でした。
『青春の〜』も『逃がれの街』(1983)も内容が非常にシリアスなので、観賞後に胸がポッと暖まるような『幸福』は『相棒』ファンにもお勧め。
映画関係者の皆様方、乞うDVD化!

と、まぁ、“ユタカ熱”が高まる今日この頃であります。


『カリフォルニア コネクション』《FLS-1044》〈作詞:阿木燿子/作曲:平尾昌晃/編曲:鈴木 茂〉(4'00'')【1979】


TIME CAPSULE(初回限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト: 水谷豊,松本隆,阿木燿子,庄司明弘,佐藤準,石川鷹彦,鈴木茂
  • 出版社/メーカー: エイベックスイオ
  • 発売日: 2008/05/14
  • メディア: CD



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コメント 8

うっち

この曲好きですね~♪
ハジレコから数えても多分5本の指に入るくらい、自分としては極初期に購入したレコードだと思います。
「フィーバー」も持ってたりします。

鈴木茂の勇姿、見逃した!
by うっち (2008-10-30 09:21) 

いとぞう

前回のコメントで水谷豊さんの名前を出したら、このタイミング!イイですよね~、やっぱり。
ズボンのポケットに手を突っ込みながら、♪都会の~、というところをちょっと訛った感じで♪とがいの~、ってよく僕も小さい頃マネして歌ったりしてました。

この頃はまだ小遣いでレコード買えなかったので、僕が水谷さんのレコード買ったのは、もうちょっと後のシングル「やさしさ紙芝居」でした。「熱中時代・教師編」のパートⅡの主題歌でしたね。
「熱中時代」は勿論、「事件記者チャボ」も観てました。

「SONGS」も良かったです。今年、オリコンのアルバムチャートでトップ10入りしましたよね。これって凄い事です!
by いとぞう (2008-10-30 23:13) 

遠益

こんにちはー。
ところどころ「カルフォルニア~」になってますよ。
あと、阿木曜子さんは“耀子”じゃないでしょうか?
毎回うるさくてすみません。

『刑事貴族』が大好きでした。
オリジナルの放送時も、16時とかからの再放送もよく見たなー。
あまり歌手としての認識は薄かったんですけど、こないだ見た「SONGS」はかっこよくてシビレました。
この頃ふと気づくとavexに移籍してる人が多いんでビックリします。
知世さんとかマッキーとか。
by 遠益 (2008-10-31 15:50) 

都市色

>うっちさん、こんばんは。
コメント&NICE ありがとうございます!
ごく初期に購入したシングルは体に染み付いているのでしょう。
茂さんはアレンジャーとしても素晴らしいですよね。
by 都市色 (2008-10-31 19:10) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
「やさしさ紙芝居」も良い曲ですね。
松本 隆さんの歌詞でした。
現代の大人たちが求めている音楽とは?
考えさせられるリヴァイヴァル ヒットですね。
by 都市色 (2008-10-31 19:13) 

都市色

>遠益さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
誤字のご指摘も有り難いです。
こういう間違いが多いので頼りになります、ってちゃんと書いた自分が読み返せよ!スミマセン。
訂正させて頂きます。
すぎむらしんいちという、ぼくの大好きなマンガ家の作品に「ホテル カルフォリニア」っていう名作があるのですが、その影響が強くてときどき「カルフォリニア」とか「カルフォルニア」とか頻繁に間違います。そのくらい面白い作品でした。言い訳ですね。
by 都市色 (2008-10-31 19:17) 

テリー

はじめまして。カリフォルニア・コネクションというタイトルは、刑事編のストーリーに沿った水谷さんの前妻ミッキーがイメージですね。刑事編も幸福もDVD化が難しそうですね。刑事編は当時、まだビデオテープが高く録画しても上書きをしていたので全話は無いですが、初回と最終回は残っています。幸福は、確か85年頃に一度、フジテレビで放映されました。(特番が入り放映予定日から1年ぐらい伸びました。)カットだらけでした・・・。今年は、水谷さんの当たり年!でしたが、来年もコンサートがあったりと水谷豊ファンには最高ですね。
by テリー (2008-12-04 02:26) 

都市色

>テリーさん、こんにちは。
はじめまして。
コメントありがとうございます!
曲名、ドラマ、映画に関する情報に深く感謝します。
「幸福」はTVでオンエアされてたのですね!
「熱中時代刑事編」ともども、もう一度観たいです。
年末の紅白にも出動じゃない、出場ですので楽しみですね!
by 都市色 (2008-12-05 12:48) 

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