『若さのカタルシス/郷 ひろみ』 [歌謡曲/70年代]
こんばんは。
本日はまた懐かしい歌謡曲。
郷 ひろみさんです。
秋にピッタリな哀愁と情熱のバラード。
この曲は高橋ひろさんがライヴで唄っていたのです。
お気に入りの曲と云うコトでカヴァーされていました。
今から約10年程前、たしか今はなき新宿の日清パワーステーションにて。
70年代〜80年代初頭の郷氏は面白いですよね。
ジュリーもそうですけど存在がカッコいいですね。
コメディの才能もあるし、シリアスを演じても華がある。
歌も独特のオーラを発している。
『林檎殺人事件』なんて絶妙なエンターテイメントですよね。
セクシィですよね。
現代のタレントさんよりもミステリアスですよ。
今のタレントさんはプロモーションの一環でしょうが、ブログをせっせと毎日更新して(誰のことだ?)下世話でフレンドリーですよね。
スターは自発的にブログなんて更新しないでしょうね。
それはそれとして、『若さのカタルシス』
阿木燿子&都倉俊一という名コンビ。ジャパニーズAORの最高峰のあの曲もそうですね。
『若さの〜』は年上の女性に片想いする内容で切なさがハンパではありません。
神秘的なストリングスのイントロからドラマティックな世界に引き込まれます。
情熱で咽せ返るようなメロディですが、郷氏のビターかつセクシィなヴォーカルが中和してナイーヴな激情がスパークしてます。官能的な蒼い炎。
♪朝な夕なに あなたを想い
キリキリ 胸が痛むのに
あなたの前じゃ そぶりも見せず おどけてばかり
僕にとっての不幸さ
http://www.youtube.com/watch?v=pWSwvwG77yg
ドラマティックなステージですね。
カッコいいです。
ひろさんも細身のスリムな容姿で郷ひろみさんと体系が似ていますね。
この曲は幼き頃に聴いたコトはありましたが、そのときはピンと来ませんでした。
ひろさんのカヴァーによって楽曲の良さに気づいた次第。
ありがとう、ひろさん!
この記事をひろさんに捧げます。
B面は『魔女裁判』。
打って変わってノリノリのナンバー。
グラムロックばりの演奏がクレイジィで痛快です。
タイトルもユニーク。
阿木女史のセンスが冴えまくってます。
歌詞も最高です。
チャーミングで誘惑的な女の子に気が気じゃない歌。
♪判決を今言い渡すから じゃれつかないで
真面目に聞きなよ
嗚呼 君は終身刑さ ここから離れちゃダメさ
都倉氏のメロディも超ポップ!!
ヒロミゴーの魅惑のヴォーカルもノリがよく絶好調。
B面にしておくのが勿体ないくらいのカッコ良さ。
軟硬それぞれタイプの違う曲ですが、女性に振り回されてる内容ですね。
同じ内容の歌詞の世界をシリアスに、コミカルに二つの視点から描いた二曲と言えます。
そしてタイプの異なる二曲をアレンジした萩田光雄氏の手腕も聴き逃せません。
この時代の作詞家、作曲家、編曲家の鮮やかな手腕の輝きに感服します。
そして郷 ひろみと云うスターの存在感。
70年代のスター達、マチャアキも水谷 豊さんも郷ひろみさんも面白いですね。
『若さのカタルシス』《07SH 881》〈作詞:阿木燿子/作曲:都倉俊一/編曲:萩田光雄〉(3'37'')【1980】
お久しぶりです。
「若さのカタルシス」は当時の郷ひろみのシングルとしては
売れていない部類でありましたです。
自分はラジオ図書館か何かのテーマで5日間流れていた
この曲を気に入り、購入いたしましたですねぇ。
ミッチーがライブで歌ったりした影響なのか
曲がエントリーされ、ここ10年ほどはカラオケで歌えるように
なりました。
都市色さんも機会がありましたら、でひ。
by チコタマ (2008-11-08 21:44)
>こんばんは、チコタマさん。
コメントありがとうございます!!
ミッチーもカヴァーしていたのですね。
及川氏のバージョンも良さそうですね。
カラオケでチャレンジしたコトないので、でひ歌ってみたいです。
by 都市色 (2008-11-10 22:43)