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『LOV/高野 寛』 [邦楽ロック/00年代]

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こんばんは。
新しいシングルを紹介していますが、今夜は高野 寛さん。

近年は“HAAS”というソロユニットやGANGA ZUMBA 、TOKYO SHYNESS、PUPA 等のユニークなバンド活動に重きが置かれていましたが、デヴュー20周年に当たる今年、ソロシンガーとしてようやくニューシングルがリリースされました。
久々のメジャーレーベルからのリリースでもあります。
タイトルは『LOV』。

シンプルで直球なタイトルで、迷いの無い高野さんの魅力がストレイトに濃縮還元、産地直送で伝わってきます!!
高野 寛ここにあり!という感じでお気に入りです。
高野さんの天性のキラキラしたメロディ、ヴォーカル、サウンド。
ノーブルでインテリジェントでジェントル。
彼の繊細さが、線の細さが一時期、欠点に感じられたときもありましたが、それが高野さんの音楽の個性であり、強みなのだと思います。
シングルで特に目新しいサウンドのアプローチは見受けられないのですがフレッシュな響きを持っています。高野さんの歌に「相変わらずさ」というタイトルがありましたがまさにそんな感じで新鮮。
あのはにかんだ人懐っこい笑顔が目に浮かんできます。

爽やかな高野さんの唄声。
♪ LOVE の印象的なリフレイン。
力強くしなやかなメロディ。
コンパクトなアレンジ。
成熟を迎えた高野さんの気負いの無いメロディ。
デヴュー時からの高野さんの先輩、高橋幸宏さんもドラムで参加しています。

♪ LOV ゆるぎない
 LOV 変わらない
 LOV 僕らの間  絶えることなく

http://jp.youtube.com/watch?v=S_xCWSj-kIA

カップリングは『TIMELESS』。
軽快で都会的な21世紀版ソフトロック。
真夜中のドライヴ風景を貫くドラマティックなストリングス。
歌詞の青春映画のような蒼いムードとサビの♪SHALALALAコーラスが胸を切なく締めつけます。

もう一曲、『TIMELESS』のLONG PLAY MIX。
コーラスのイシイモモコさん(ハミングキッチン)とストリングスをフィーチュアしたバージョンです。

このシングルのエンジニアは飯尾芳史氏が担当しています。

前作が2003年の『確かな光』というアルバムでした。
このアルバムも大好きです。
この作品をリリース後、高野さんの生まれた静岡は浜松のビアホールでの弾き語りライヴも観に行きましたっけ。始めて観た高野さんのライヴ。
アットホームな感じのレストランでの演奏、楽しかったです。

それから高野さんと云うと90年代中期、NHKでの『ソリトン』が印象的でした。緒川たまきさんとの爽やかな司会で珍しくよく観ていました。この番組がNHKオンデマンドにて一部だけ視聴出来ます。
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800004700000/index.html
懐かしいです。

次なるアルバムやライヴは来年でしょうか。
楽しみです。

『LOV』《UMCC-5006》〈作詞/作曲/編曲:高野 寛〉(3'40'')【2008】
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コメント 2

popholic

高野さんの新曲、ホント素晴らしいですね。
デビュー20周年にして、真っ当でまっすぐなポップソング。
嬉しくなります。
それと「ソリトン」僕も大好きでした!
by popholic (2008-12-09 22:40) 

都市色

>popholicさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
高野さんは健在ですね!
ソリトンは毎週楽しみでした。
大物ゲストの貴重なライヴも観られたし、番組最後に一曲高野さんが歌うのも良かったです。
まさに90年代の青春の番組でした。
by 都市色 (2008-12-10 20:52) 

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