『愛しのキッズ/小島麻由美』 [小島麻由美]
こんばんは。
『愛しのキッズ』の次も『愛しのキッズ』。
同名異曲でいってみましょう。。
クリッシー姉さんの次は小島麻由美さん。
小島さんによる全国7千500万人のハートブレイカーたちに捧げるロッカバラード。
ハンカチのご用意を。
2003年発表の五枚目のアルバム、名作『愛のポルターガイスト』からの先行シングルでした。
今回取り上げているのはソリッドレコードからリリースされたアナログ盤でクリアヴィニール仕様。
イントロの歪んだエレキギターの音色が夏の終りのやるせなさを醸し出しています。
誰もいない冬の海でも良いですが。
もちろんコレは塚本 功氏のカッコいい演奏です。
清水一登氏の切ないピアノの爪弾き。
ASA-CHANGの虚ろなドラムと渡辺 等氏の漂泊するベース。
ツボを抑えた天賦のメロディが胸に迫ります。
小島嬢による艶やかな歌唱の素晴しさ、涙腺を刺激する憂いを帯びた声に失恋の痛手がぶり返してきます。
この楽曲の音像が放つ、ささくれ立った残響にヒリヒリします。
う〜ん、名曲ですね。
スタンダードですね。
B面は『恋はサイケデリック』。
『愛しの〜』とはうってかわってご機嫌なラテン調の弾けたラブソング。
ちょっぴりマンボ風です。
この曲もとっても大好きです。
ラヴラヴな恋人同士の有頂天ぶり。手に負えません。
浮き足立つ様な、ASA-CHANGの楽しいパーカッション演奏が大活躍。
無邪気でケレン味たっぷりな小島嬢の歌も朗らか。
アルバム『愛のポルターガイスト』に収録されているのとはアレンジが少々異なります。
今回もシングルのジャケットは小島嬢によるものです。
『愛しのキッズ』《SOLID-10》〈作詞・作曲・編曲:小島麻由美〉(4’56’’)【2002】
これまた名曲ですね。
私はCDシングルを持っています。マキシだけど。
4曲目の「エレクトラ(ライブ)」がスゴイ!5拍子で、緊張感のあるサイケサウンド。フルートも小島さんの歌も、トリップ度の高い名演だと思います。
そして同名異曲つなぎに「お見事!」
by nakamura8cm (2009-02-12 00:41)
nakamura8cmさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
そういえばマキシシングルを買い逃してました。
気になる内容ですね。
小島麻由美嬢のバックは長年固定したメンバーなのでバンドみたいに音がまとまっているのでしょうね。
by 都市色 (2009-02-12 23:43)