『あなただけ I LOVE YOU /須藤 薫』 [邦楽ロック/80年代]
こんばんは。
三月に贈る、魅惑なポップス玉手箱、引き続いては須藤 薫さん。
ドリーミィなポップスを唄う為に生まれた様な薫姫ですね。
ひな祭りの日に相応しい。
プロデュースは大瀧詠一さん。
ドリィーミィど真ん中!!なナイアガラサウンド。
♪ドコドンというドラミングのイントロからワクワクしますね。
歌い出し直前のシンセサイザーのめくるめく音色も印象的。
この曲を聴くと、「ロング バケーション」に先駆ける事、一年前にしてすでに80年代ナイアガラサウンドは完成しているって言う感じですね。
作詞も大滝さん自身のモノですね。
「夢で逢えたら」の続編って感じです。
ストリングスアレンジは遊民亭主こと、松任谷正隆氏。
薫さんのこの曲の声は少し吉田美奈子さんを甘くした感じで似ていますね。
この曲を初めて聴いたのは1991年の春に出た『大瀧詠一SONG BOOK 1』でした。
このコンピはよく聴きました。
須藤 薫さん以外にも、松田聖子さん、太田裕美さん、中原理恵さん、山口百恵さん、ラッツアンドスターなどなどへ提供した作品が沢山収録されています。そうそうたるシンガーたちの音楽に流麗でバラエティに富んだナイアガラサウンドがとけ込んでいて聴いていてキラキラしています。
大滝さんによる『あなただけ〜』の制作裏話もコンピレーションの解説に詳細に書かれています。
この曲もキタキマユさんがカヴァーしています。
プロデュースは曽我部恵一さんでした。
B面は『涙のマイボーイ』。
有川正沙子さん作詞/堀口和男さん作曲のこちらもオールディーズスタイルのポップナンバー。
A面はデヴューアルバム『CEF'S SPECIAL』収録で、B面はセカンドアルバム『PARADISE TOUR』収録。
須藤 薫さんは現在もお変わりなく、杉 真理さんたちとコラボレートしたりソロ活動されていますね。
『あなただけI LOVE YOU』《07SH1100》〈作詞・作曲:大瀧詠一/編曲大瀧詠一、松任谷正隆〉(4’04’’)【1980】
これまた大好きな曲!僕もこの曲を知ったのは同じく大瀧さんの「SONG BOOK1」を買った時でした。「SONG BOOK」はこの後「2」も出ましたよね。「2」のほうも更にバラエティに富んでいて、知らない人が聴いたらとても同じ人の作曲とは思えないかも。大瀧さん言うところの「ノヴェルティー・タイプ」の曲が多いし。
対して「1」のほうは、どちらかというと「メロディー・タイプ」が多く、コンピだけど統一感のあるアルバムになってますよね。
まさしく「夢で逢えたら」と合わせて聴きたいです。
キタキ マユさんはこの曲もカヴァーしてたんですか!しかも曽我部さんプロデュースで。それは知らなかったです。聴いてみたいな。
須藤薫さんの実際に歌っているお姿も見てみたいものです。
by いとぞう (2009-03-03 20:50)
こりゃまたレアシングルっぽいですね。
私も『SONG BOOK』ではじめて聴きました。
キタキマユヴァージョンも好きです。でもタイトル曲「ナカナイデ」はもっと好きかも。ていうかキタキマユの声がものすごく好みなんです。「ユー・メイ・ドリーム」のカヴァーもよかったけど、オリジナル曲「ラブ・アンド・ピース」のほうが出来がいいと思います。もう歌わないのかなあ・・・残念。
by nakamura8cm (2009-03-03 23:49)
>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
須藤 薫さんの唄う姿は僕も観たことがありません。
また大滝さんにはこんな曲を書いて欲しいです。
プロデュース業は復活させて欲しいです。
by 都市色 (2009-03-05 02:56)
>nakamura8cmさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
キタキマユさん、良いですよね。
アルバムも持ってます。
また唄って欲しいですよねー。
by 都市色 (2009-03-05 02:57)
>うっちさん、niceありがとうございます!
by 都市色 (2009-03-05 02:58)