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『夢見るSeason/伊藤つかさ』 [邦楽女性アイドル/80年代]

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こんばんは。
80年代アイドルで春にいってみましょう、ホトトギス。
今夜は伊藤つかささんのシングル。
小鳥のさえずりが春を訪れを告げていますよ。
つかささんは「金八先生」の第二シリーズでブレイクして、「少女人形」が大ヒットした事を覚えています。彼女もウィスパーヴァイスとカテゴライズ出来ますね。上記のタイトルからしてフレンチポップスを意識したモノと考えられますね。

今回のシングルのA面『夢見るSeason』は原 由子さんが書き下ろしています。
原坊らしい素直なほのぼのとした愛らしい曲調。
素朴で初々しい無邪気な感じのメロディがつかささんの舌ったらずな唄にピッタリです。



今回ご紹介している映像の音源は彼女のセカンドアルバム『さよなら、こんにちは』に収録されているアルバムバージョンです。シングルバージョンはYOU TUBEに置いてなかったので。
こちらのアレンジは大村憲司氏によるテクノ歌謡な仕上がり。
LIOとかフレンチポップスファンに訴えるモノがあるかもしれません。
僕の好みとしてはシングルバージョンが良いですね。
松井忠重さんによるオーソドックスなメルヘン調のアレンジがこの歌に合っている気がします。
原さんがアイドルに提供する楽曲は御本人の人柄がにじみ出たような優しい歌が特徴ですね。

B面の『春風にのせて』は大貫妙子さんが書き下ろしています。
ター坊の「ピーターラビットと私」や「メトロポリタン美術館」で魅せる童話のような愛くるしい曲調。これがまた実に可愛らしい歌なのです。大好き!
さすが大貫さんです。
ドリーミィでクリーミィ。
こちらのアレンジも大村憲司さん。
テクノ歌謡風では無く、『夢見る〜』のシングルバージョンのような穏やかなドリーミィなアレンジ。

♪私のつくった あなたへの歌を
 口ずさんだら
 春風にのせて あなたへのもとへ
 配達してくれますか
 返事はいりません
 うたたねしてる
 あなたの夢のかた隅に
 届いてください

う〜ん、何と奥ゆかしいのでしょう!
『萌え』という感情はつまり、このシングルの感想のことを言うのかもしれません。

このシングルを含む、つかささんの2ndアルバム『さよなら、こんにちは』は、教授、アッコちゃん、まりやさん、原坊、ター坊、トノバン、ユキヒロ氏などなど錚々たるオールスターソングライターが参加されたアルバム。
といっても僕はまだ聴いたコトないのですが、このメンツを揃えただけで聴くのが楽しみと云うか、逆に怖い、かも。

『夢見るSeason』《JAS-2025》〈作詞・作曲:原 由子/編曲:松井忠重〉(3’47’’)【1982】

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コメント 2

いとぞう

春とアイドルポップスって、どうしてこんなに相性いいんでしょうかね?
このシングルについてはあまりよく知らなかったんですが、こうして聴いてみると「少女人形」よりこちらのほうがイイかも。

原由子さんは竹内まりやさんと共に、そのアイドルのイメージに合った楽曲を作るのが上手ですよね。

伊藤つかささんのアルバムは作家陣が豪華な事で結構、有名なんですよね。前にも話した事があると思いますが、4枚目のアルバム「タッチ」では元春がHolland Rose名義で「ストロベリー・フィールド」という曲を作曲してますし。聴いた事無いので聴きたいんですよねえ・・復刻オーダーとか出来たら嬉しいんですが、徳間ジャパンだと無理でしょうかね・・

by いとぞう (2009-03-07 20:35) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
元春がそういえば伊藤つかささんに提供していましたね。
僕も聴いたことが無いです。
気になりますね。
ソニーのオーダーメイドファクトリーは実はソニー以外のレコード会社の作品も取り上げているのです。
CDで聴けるとイイですね。
佐野元春作品集が出るのが望ましいですが。


by 都市色 (2009-03-08 20:58) 

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