SSブログ

『スターダスト キッズ/佐野元春 with THE HEARTLAND』 [佐野元春]

STARDUSTKIDS.jpg

こんばんは。
今夜も張り切ってシングルを紹介していきましょう。
春はメキメキ!
大好きな元春のシングル。
この季節にピッタリなウキウキする一曲。
『スターダスト キッズ』。
それからもうすぐ元春の新しいラジオ番組が始まります!!
「NHKサウンドストリート 元春レイディオショー」。
3/31、毎週火曜日の深夜から、NHKで復活です。
ROCKファン必聴。

さて、「スターダストキッズ」。
もともとはシングルの『ダウンタウン ボーイ』のB面に収録されていましたが、
スペクターサウンド風な音響を纏ってシングルのA面に昇格です。
ハートランドのゴキゲンなバッキング!
杉 真理さんもコーラスで参加しています。
傑作3rdアルバム「サムデイ」のリリース前後の元春のシングル攻勢、快進撃はいま振り返ると凄まじいものがありますね。
この時期の彼のポップ度のメーターの振り切れ具合はハンパじゃありませんね。
あの輝きは全てのポップスファンへの宝物だと思います。
特のこの「スターダストキッズ」とB面の『SO YOUNG』の軽やかさ、弾けっぷりは歴史的ですらあります。

唄い出しの

♪真夜中の扉に足をかけて
 この街のノイズに 乾杯!

この導入部の疾走感と風圧には吹き飛ばされそうになります。
「真夜中の〜」を早口で無理矢理に圧縮しています。
実にクレイジィなサウンド。
この歌の終りに出てくる言葉。

♪本当の真実が掴めるまで CARRY ON !

これが今でも強く心に響いてます。
「本当」って?「真実」って?
ときどき考えます。



1994年春の武道館公演です。
比較的今回のシングルのアレンジに忠実な演奏です。
レコーディングとほぼ同じメンツで演奏されているのが嬉しいですね。
ナポレオンフィッシュツアー(1989)ではもっとビートの効いたロックンロールに仕上がっています。



B面は『SO YOUNG』。
こちらもB面扱いが惜しい程のご機嫌なロックンロール。
同じくハートランドの爆発的な演奏で。
これは山下久美子さんに提供した楽曲でもあります。
3分にも満たないスピーディな展開が見事。
バディ ホリーがクリエイトしたロックンロールの原点に肉迫するようなポップ感が痛快に響いています。

♪ジェスチャーにみせかけたジェスチャー

と云う表現が印象的です。



1985、6年あたりの映像でしょうか。
デヴュー間もない頃の渡辺美里さんがゲスト出演しています。
同じレーベルでしたね。
いやぁ、元春のレアな映像がYOU TUBEにはいっぱいで飽きません。
ちなみに初期のベスト盤『NO DAMAGE』に収録されている音源は少しエディットされたものです。
それからA面&B面とも演奏時間が2分56秒です。
何だかどうでも良いですが、凄いことかも。

最後に、
佐野元春さん、誕生日おめでとう!!!!
つまり、スターダスト キッズとは永遠にロマンティックな佐野元春と同義である。

『スターダストキッズ』《07・5H-140》〈作詞・作曲・編曲:佐野元春〉(2’56’’)【1982】


No Damage

No Damage

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1992/08/29
  • メディア: CD



nice!(2)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 7

いとぞう

そう、今日は元春のバースデイですね!
この「スターダストキッズ」のジャケ写真好きですね~。元春は若い頃からカッコイイから流石だなあ。先日のサウンドストリート・アーカイブの放送時でも萩原健太さんがこの曲かけてましたね。健太さんをはじめてラジオ番組に出演させたのが元春だったという事を知りましたが、渋谷陽一さんの企画の最初が元春だったり、評論家の方にとっても元春って特別な存在なんですよね。DJ復活が待ち遠しい!

「真実がそもそも本当の事である。なので”本当の真実”という言葉はおかしい」とある人に指摘された元春は「ただ”真実”と言っただけではリアリティが感じられない時代なんだ。だから”本当の”を付ける必要があった」みたいな事を言っていた。いつの時代も元春の言葉は真摯で重みがある。

この渡辺美里さんとの映像は貴重ですよね!YouTube観れて良かったとつくづく思うのは、こうした元春のレア映像が観れる事。

ちなみに僕はカップ麺にお湯を入れて3分待つ間、頭の中でスターダストキッズ唄います。

スターダストキッズ=佐野元春、まさしくそのとおりですね!




by いとぞう (2009-03-13 10:29) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
コメントいつもありがとうございます!!
カップ麺が出来上がる時間をスターダストキッズの鼻歌で知るなんて、さすがいとぞうさん!!
元春のファッションセンスはいつも良いですよね。
十代の頃、
コンバースのシューズを履き始めたのも元春の影響です。
“本当の真実”、“リアルな現実”元春の言葉の切れ味はカッコ良いですね。
by 都市色 (2009-03-14 20:30) 

DEBDYLAN

こんばんは♪

『元春レイディオ・ショー』の復活は楽しみです^^。
毎回聴きたいな。

この2曲は怒濤のPOPですね!!
どっちも大好きな曲です。

「スターダスト・キッズ」は、
シンプルなふりして曲の構成が意外と煩雑(笑)
Aメロ、Bメロ、サビが不規則に登場しますね。
そしてコノ曲には楽器のソロっていうソロ・パートがないんですよね。
地味だけど、この曲のポイントかなって。
3分間、元春の声がずーっと鳴り響いてるんですから。

あとこの曲聴くとなぜかジョンを思い出します(笑)
直感なんだけど、ジョンが歌うロックの匂いがするんですよ、僕には^^。

とか書きましたが、
単純に”乾杯っ!!”って一緒に歌ってました(笑)


「SO YOUNG」は、
確かレイディオ・ショーのオープニング・テーマじゃなかったでしたっけ?

この疾走感がたまらなく気持ちイイっすね。
ロング・トーンのオルガンといいヤング・ラスカルズあたりを彷彿させます。


どの時代の元春にも共感できますが、
この時代の楽曲のパワー、完成度は。
理屈抜きに楽しめて、言葉で考えさせてくれる傑作揃いですね♪

by DEBDYLAN (2009-03-15 23:40) 

都市色

>こんばんは、DEBDYLANさん。
コメント&NICEありがとうございます!
「スターダストキッズ」、そうですね、結構複雑な構成ですよね。
三分の間に展開がコロコロ変わって。
「SO YOUNG」は改めて聴いて、黒人音楽の影響にありますよね。
ラスカルズっぽいと云うお言葉、そうですね。
彼らの在籍したアトランティック/スタックス系かも。
パワフルな美里さんとのデュエットでもそんな感じを受けました。
レイディオショー楽しみですね。
by 都市色 (2009-03-17 00:36) 

都市色

>うっちさん、NICEありがとうございます!
by 都市色 (2009-03-20 22:55) 

ゆみかか

ご無沙汰しております。
春なのに気分が沈みがちでしたが、元気をもらいました!
復活するラジオはFMでしたよね?
先日、NHKの番組内で宣伝していました。楽しみです。
by ゆみかか (2009-03-27 06:51) 

都市色

>ゆみかかさん、こんばんは。
こちらこそ、ご無沙汰です。
コメントありがとうございます!!
もうすぐラジオ放送日です。
ゆみかかさんもこの曲がお好きなのですね。
春はウキウキする季節だけではなく、色々なことが変わったり、終ったり、体力も要りますよね。
どうぞお元気で。
by 都市色 (2009-03-28 22:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。