『ほし/曽我部恵一BAND』 [邦楽ロック/00年代]
こんばんは。
紹介するのが遅れてしまったけれど、
ソカバンこと曽我部恵一BANDの最近のシングルをご紹介。
ポール牧さんのシングルを楽しみにしていた方、申し訳ありません。
『魔法のバスに乗って』に続くバンドのセカンドシングル。
タイトルは「ほし」。
ツアーに明け暮れるメンバー達と移動中のワゴンから覗く夜空の星々の瞬き。
ソロの作品に『STARS』っていうのがありましたが、それに負けないくらいキラキラして、素敵な仕上がりです。
曽我部さん、いや、曽我部恵一バンドのサウンドの揺るぎないパワーが感じられますね。
パンク少年だった曽我部さんのDIY精神。
あらゆる無駄を削ぎ落としてまっさらな気持であらゆることに対して臨もうとする意思。
履きなれたスニーカー、洗いざらしのTシャツとジーンズの様な音楽。
ROSEレコードそのものにブレがありません。
そんな彼らのまっしぐらな魂の結晶が『ほし』。
メロディメイカー、曽我部さんの面目躍如って感じです。
口ずさみたくなるような澄んだメロディ、美しい。
星の数程のライヴを積み重ねて来たバンドの突進力が魅せるエネルギッシュで爽やかな演奏も美しい。
お、(3:54)。
シングルの二曲目。
『ラララ』。
こちらもウキウキするようなラヴリーなラヴソング。
上野智文さんのエレクトリックギターの繊細な音色が眩しい。
ライヴで、会場一体となった『♪LA LA LA〜』コーラス合唱が聴こえてきそう。
三曲目は『ロックンロールボーイ』。
ゴキゲンな、ニューウェイヴ〜パンク風のロックンロール賛歌。
四曲目は『ほし』のTRACK BOYSによるリミックス。
9分に及ぶドラマティックなエレクトリカル パレード。
そして五曲目、シークレットトラックとして『ロックンロールボーイ』のリミックス。
開放的でマッドな仕上がり。
ソカバン、日常生活での喜怒哀楽と地続きな愛すべきロックンロール。
暫く曽我部さんのライヴはご無沙汰しているので機会があったら参加したいです。
『ほし』《ROSE73》〈作詞・作曲:曽我部恵一/編曲:曽我部恵一BAND〉(3’46’’)【2009】
はじめまして。
心が満たされていくようなよい曲ですね♪
by ayumusic (2009-04-18 12:28)
>こんにちは、ayumusicさん。
はじめまして。
コメント&niceありがとうございます。
曲を気に入って貰えて嬉しいです。
曽我部さんの人柄がメロディに滲んでいるようです。
by 都市色 (2009-04-19 14:27)