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『Des Garcons Et Des Filles (O.S.T)/ ERROL PARKER』 [サントラ]

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こんばんは。
久しぶりにサントラを。
最近、手に入れたモノです。
フランスの60年代の映画、『Des Garcons Et Des Filles 』のサントラ。
vadim musicというフランスの再発レーベルからのリリース。

僕は全くこの映画を知りません。
訳すと、『少年たちと少女たち』でしょうか。
監督も誰か知りません。
輸入レコード屋さんのサイトで試聴して気に入ったのです。
このシングルの魅力はスキャットです。
シャバダバとかダバダバとかパヤパヤとか、そういうヤツです。
そういうのに弱いです。
このテの音楽が好きになったのは「黄金の七人」が大きいですね。
それ以前に「11 P.M. 」のテーマソングだったかも。
一時期必死に集めました。
スキャットの魅力は大人の魅力といえるかもしれません。
セクシーな女性やダンディな男性の歌声がまるで楽器のように自由に響きます。

さて、今回のシングル。
エロール パーカーというフランスのジャズミュージシャンが音楽を担当しています。
エロール氏のピアノとドラムとベース奏者の二人によるピアノトリオの演奏。
夜の大人の為の社交場で流れるのがピッタリなムーディーなジャズ。
そんなジャジーなラウンジミュージック風の演奏に男女のデュオの魅惑のスキャットが舞い踊ります。
♪パッパッパヤッパ〜
唄うのはRozaa Worthamという女性歌手とエロール氏。
Rozaa Worthamという女性は白人黒人混合女性5人組グループRozaa & Wineの黒人ヴォーカルだそうです。
転がるようなピアノの調べと二人の軽妙なスキャットがグレイトです。

B面には二曲収録されています。
一曲目は『SOLANGE』。
8分の6拍子の演奏で、甘美で旋律をスキャットするRozaa嬢とエロール氏。
実にムーディです。
どこまでも高らかに華麗に舞うようなRozaa嬢の歌声が魅力的です。
ヴィヴラフォンも効果的ですし、エロール氏のピアノソロもメランコリック。

二曲目は『BLUESOSCOPE』。
ブルージィで気怠い演奏の短い曲。
味わい深いです。

これはスキャットが好きな方に断然おススメです。
大きなレコード屋さんとかでも検索してみるとまだ見つかる筈です。
聞いたこともない名前の映画ですが、このように掘り出し物があるのでサントラは奥が深いです。
小洒落たスキャットの道も険しいのです。

『Des Garcons Et Des Filles (O.S.T)』《461.104》〈ERROL PARKER〉(4’08’’)【1968】



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