『追憶のレイニーデイ/ゲントウキ』 [邦楽ロック/00年代]
こんばんは。
レインソング特集も佳境に入ってきました。今夜辺りが峠でしょう。
今夜はゲントウキの雨の歌。
『追憶のレイニーデイ』。
コレはジャケットも素敵ですね、大好きです。
思いがけなく降って来た雨になす術もなく立ち尽くす青年のちっぽけさ。
芳醇なメロディ。
以前にもゲントウキのシングルを取り上げていますが、
田中潤さんは実に切ないメロディメイカーですね。
きめ細かいグロッケンの粒音。
繊細なストリングスの調べ。
生ピアノとハモンドのしとやかな鍵盤の音色。
ゆるやかなグルーヴ。
優しいメロディが静かに染み込んでいきます。
雨と云うキーワードは何か人の精神の内側へベクトルを向かせるような作用があるのでしょうか。
開いた窓から雨音が聴こえると、何だか気分がメロウになります。
落ち着くというのか、安心するというのか。
雨の外にいるのと中にいるのとはまた精神状態は違いますけど。
何か雨はセンチな気分にさせますね。
そんなコトをこの曲を聴くと思います。
天気が変わったくらいで気分も変わるなんてホントお天気屋ですね。
雨の歌なのに、お天気の日のPV。
カップリングは『聞こえないリアル』。
打って変わって弾けるアップテンポなリズムと胸を透くメロディ。
軽快なバンドの演奏が小気味よいです。
ザ・バーズっぽいギターのフレーズ。
少し飄々とした田中さんのヴォーカル。
エヴァーグリーンでノスタルジックなゲントウキのメロディ。
良いですね。
新作待ってます!!
『追憶のレイニーデイ』《MUCT5051》〈作詞・作曲:田中 潤/編曲:ゲントウキ&棚谷祐一〉(4’50’’)【2005】
タグ:雨の歌
待ってました!ゲントウキ
雨に映えるグッドメロディ。
田中氏はもっと評価されるべきソングライターですよね。
by popholic (2009-06-20 00:42)
ゲントウキ、初めて耳にしました。
良い曲ですね。
ただ、もっとも魅かれたのが
棚谷祐一さんのサウンドアレンジです。
アコースティックな音を奏でるのが上手い人で
私が好きなミュージシャンのひとりです。
ゲントウキとの共同クレジットになっていますが
巧い具合に融合している感じで素晴らしいと思います。
by リゼ・スタンスフィールド (2009-06-20 02:15)
>popholicさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
日記の記事を読ませてもらって、やっぱり雨に相応しい名曲だと確信しました。
もっと多くの音楽ファンに聴いて頂きたいですね!
by 都市色 (2009-06-21 18:47)
>リゼ・スタンスフィールドさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
棚谷氏は空気公団などのプロデュースもされてましたね。
繊細な音作りに定評がありますね。
さすが元カーネーション。
by 都市色 (2009-06-21 18:49)