『青空のかけら/斉藤由貴』 [邦楽女性アイドル/80年代]
こんばんは。
354回目の「03’54’’」です。
ただ、こんな書き出しで始めたかっただけです。
今夜もアイドル,斉藤由貴さんです。
夏にピッタリなシングル『青空のかけら』。
微炭酸のサイダーのような爽快感に充ちた一曲!
青空へ軽やかにステップしちゃうような旋律。
作曲を手掛けた亀井登志夫さんは斉藤由貴さんに素敵な作品を多く残しています。
痛快にスウィングするアレンジ。
タップダンスの靴音がリズミカル。
アレンジャー、武部聡志氏も斉藤さんの作品を殆ど手掛けています。
武部氏の良い仕事。
そして松本 隆さんのスケッチする軽快な夏世界。
♪青空のかけら
グラスへと浮かべ
ひと息に飲めば
真夏がしみてくる
吸い込まれそうなつぶらな瞳。
天真爛漫なソプラノヴォイス。
このシングルはリアルタイムで買いました。
中学時代の真っ盛りな暑い夏を思い出します。
B面は『指輪物語』。
こちらも松本さんの歌詞。
ドリーミィなメロディと可愛らしい乙女心を覗かせた歌詞がピッタリ。
作曲は崎谷健次郎氏。
崎谷氏も斉藤さんのアルバムに多数名曲を残されています。
彼が単独でプロデュースしたアルバム「アージュ」も良いですね。
斉藤由貴さんのアルバムがデヴュー25周年という訳で、オリジナル アルバムがドッと紙ジャケ&高音質CD仕様で再発されたばかり。
「ガラスの鼓動」「チャイム」「風夢」とか愛聴盤を買い直したい気分です。
斉藤さんのアルバムはクオリティが高いですね。
彼女自身が作詞やプロデュースを手掛けて、亀井氏や、崎谷氏、それから谷山浩子さん、山口美央子さんといった優れた作曲家陣とガップリ四つに組んで、文系美少女の魅力バクハツの世界観を構築しています。
単なるアーティスト気取りなアイドルとは一線を画してます。
80年代後半、ソニーの南野陽子さんに対し、ポニーキャニオンの斉藤由貴さん。
スケバン刑事の二代目と初代のアルバムはアイドルポップスファンには宝物でした。
芦屋のお嬢さん的なイメージのナンノさん、そして文学少女的な斉藤さん。
彼女達のイメージを理解し、音楽に表現する優れたスタッフ陣も素晴しい。
「恋する女たち」が観たくなってきました。
そいえば松本 隆さんは現在、佐野元春さんが構成、インタビュアーを務める『ザソングライターズ』にゲストで出演されてますよね。
とても興味深い番組です。
青空のような平和の日々が続きますように。
『青空のかけら』《7A0615》〈作詞:松本 隆/作曲:亀井登志夫/編曲;武部聡志〉(3’49’’)【1986】
斉藤由貴さんはイイですよね~。ルックスも歌も大好きでした。
アルバムが紙ジャケ&高音質で発売されたんですか!知らなかったので情報ありがとうございます。今度、買いに行こうっと。
武部聡志さんのアレンジって大好きなんです。松たか子さんなどでも良いお仕事をされてますよね。
この曲、ふわふわしたイメージが由貴さんのボーカルにピッタリですよね。
松本隆さん、今夜の「ザ・ソングライターズ」では松田聖子さんを取り上げるんですよね。元春とどんな話するか楽しみです!「ハートのイアリング」の秘話も聞けるかな?
by いとぞう (2009-08-15 18:32)
僕もこの曲大好きですよ!
当時、テレビで見て「なんちゅー名曲やっ!」と小躍りしたものです。
今聴いても最高っすね。
by popholic (2009-08-18 21:35)
>いとぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
「ふわふわしたイメージ」
そうですね、由貴さんには暗いイメージも少しあるのですが、
一方でこうした弾けた魅力もありますね。
「ソングライターズ」、仕事や「オトメン」の録画の為にまだ観ていません。再放送が楽しみです。
by 都市色 (2009-08-19 08:13)
>popholicさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
まさに、「小躍り」したくなりますよね!
松本さんと由貴さんのコンビ作の相性はいいですね。
またこう云う曲を聴きたいですね。
by 都市色 (2009-08-19 08:15)
自分も中学生だったなー。
お金がないので、FMからカセットに録音して何度も聴きました。
後に『YUKI’S MUSEUM』でやっとCDで聴くことになるのですが、ヴァージョンが違って少しがっかりしたのを思い出します。
by 遠益 (2009-08-31 18:56)
>遠益さん、こんにちは。
お久しぶりです。
コメントありがとうございます!
「YOKI'S MUSEUM」とは音源が違うのですね。
知りませんでした。
アルバムはアナログとCDでは収録曲や曲数が違いましたね。
アイドルの作品はレコードを買うか、CDを買うべきか悩んだり。
by 都市色 (2009-09-01 12:29)