『DOO WAH DIDDY / MANFRED MANN』 [英国ロック/60年代]
こんばんは。
前回に引き続いて、エリー グリーニッチ作品を取りあげたいと思います。
60年代英国を代表するビートバンド、マンフレッド マンの『DOO WAH DIDDY』。
大好きなバンドです。
上から読んでも「マンフレッドマン」、下から読んでも「マンフレッドマン」…。
しょーもないキャッチフレーズが今思い浮かんだので、字数稼ぎに載せておきましょう。
失礼。
今回の曲は元々は前回のエキサイターズがオリジナルですけど、海を渡ってマン フレッドマンのバージョンが大ヒット(英国一位)してこちらが比較的有名です。
『DA DOO RON RON』とか『HANKY PANKY』とか、今回の『DOO WAH DIDDY』とかバリー&グリーニッチ作品にはロックンロール時代に相応しい、無意味で軽はずみなタイトルが多いですね。良いですよね。
エリー グリーニッチによる、というよりも作詞を担当したジェフ バリーのネーミングの面白さ。
楽曲も女性が作ったとは思えないノベルティなメロディですね。
一度聴けば忘れられないサウンドですね。
エキサイターズ版もカッコいいのですが、マン フレッドマンのバージョンの方が、楽曲のユーモラスな魅力を上手く表現しています。
バンドのリーダー、マン フレッドマン氏のハモンド オルガンのチープでポップな演奏のイントロ。
ポールジョーンズの無邪気で豪快なヴォーカルスタイル。
メンバー全員の元気なサビのコーラスと言うか合唱。
粋で活きの良い演奏。
コミックソングスレスレにカッコ良いですね。
指を鳴らして、「♪doo wah diddy diddy」って歌いながらストリートを歩いてる女の子がとってもイカすのさ!という歌です。
エキサイターズ版は“男の子”ですが。
B面は『WHAT YOU GONNA DO』。
作詞がポール ジョーンズ、作曲がマン フレッドマンによるバンドのオリジナルソング。
R&B色の強い渋いナンバー。
ジャズや黒人音楽を好んだ彼らのルーツが垣間見れる曲。
アメリカ本国のみならず、英国でもエリー グリーニッチ作品は人気がありました。
また機会を見てエリー グリーニッチ作品を取りあげたいですね。
関係ないですけど、ミュージシャンであご髭を蓄える方がいますけど、マン フレッドマンの影響でしょうか。マン フレッドマン好きなのかな?と思って親近感が湧きます。
小西康陽さんは確かに彼らのファンでしょうね。
『DOO WAH DIDDY』《OR-1159》〈BARRY-GREENWICH〉(02'21'')【1964】
Hit Mann! The Essential Singles 1963-1969
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Raven
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: CD
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