『WELCOME BACK / JOHN SEBASTIAN』 [米国ロック/70年代]
こんばんは。
久方ぶりの更新です。
仮想空間の娑婆へ戻ってきました。
『おかえりなさい』
と、言う訳で。
ジョン セバスチャンの1976年のヒット曲『WELCOME BACK』。
この曲は当時のアメリカのドラマ『WELCOME BACK KOTTER』の主題歌として使用されて見事シングルチャート一位を獲得しました。こんな素朴で朗らかでポップなメロディが全米でチャートの首位を取ることが出来た幸福な時代があったのですね。
心にポッと灯りが点るような温かい音楽。
Mr.グッドタイムミュージック、ジョン セバスチャン。
彼のお得意のシャッフルビートの作品。
シンプルなアコースティック編成のゆったりした演奏。
思わず頬が緩んでしまいそうな笑みを誘うメロディ。
人懐っこい歌声。
彼の真骨頂と言える作風ですね。
間奏のハーモニカも実にジョン氏らしい響きに充ちてます。
ジョン セバスチャンの人柄が伝わってくるような
確か、バックにはケニー アルトマンもコーラスとベースで参加してましたね。
通りでグッドタイムミュージック度が更に高い訳です。
B面は『WARM BABY』。
こちらもジョン氏のオリジナル作ですが、ラヴィン スプーンフルの2ndアルバム『DAYDREAM』収録曲の再演です。スプーンフルらしい、ブルースへの愛情に溢れた楽曲。
気怠げで優しげなジョン氏の歌声が良いですよね。
こちらでもハーモニカが活躍してます。
二曲ともアルバム『WELCOME BACK』に収録されています。
アルバム全体としても好きで、大学時代よく聴きました。
彼のソロアルバムでは『FOUR OF US』と並んで特にお気に入りです。
このアルバムも聴いていてリラックス出来る、アットホームな楽しい内容であっという間に終ってしまいます。
人恋しい秋の夜長に相応しい温かいスープのような音楽ですね。
90年代初頭にカムバック作を出して以来、オリジナルの新作がご無沙汰なのでまた新曲を聴かせて欲しいですね。
そのときこそ、『♪WELCOME BACK』です。
『WELCOME BACK』《RPS-1349》〈Writen by JOHN SEBASTIAN〉(02’48’’)【1976】
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