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『はいからさんが通る/関田昇介』 [アニメソング]

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こんにちは。
久しぶりのアニソン特集であります。
アニソンというジャンルは今やJポップに於いて欠かすことの出来ないモノですね。
中川翔子さんのアニソンのカヴァーアルバムがシリーズでヒットしたり、アニメの架空のキャラクター名義による作品がオリコンで一位を穫ったり。
まぁ、何だかスゴいことになってるようです。

それはそれとして。
そっちの流行の世界とは異次元な空間でほそぼそと更新される一杯飲み屋的なブログ。
僕のお気に入りのアニソンを取りあげて行きます。
まずは『はいからさんが通る』。
現在でも根強い人気を誇る大和和紀さんの漫画が原作。
大正時代を舞台にしたラヴコメディ。
コミカルな面もありますが、大正から昭和の激動の日本が描かれてましたね。
子供の頃観てました。
もう内容は殆ど忘れてます。
実写のドラマや映画にもなりました。
少し前にCSのアニメチャンネルでオンエアされた物を少し観ましたが、懐かしく楽しかったです。
タイトルの「はいからさん」って云うのがお洒落ですよね。
古き良き日本の文化と異国情緒のモダンな文化が絶妙にブレンドされた大正時代の雰囲気を上手く表現してると思います。

そして、テーマソングもユニークで、子供ながらに鮮明に覚えてます。
オープニングテーマのA面、「はいからさんが通る」。
大正ロマンな世界なのにディスコサウンド!っていう華麗なるミスマッチ。
70年代中期〜後期と云えばディスコブームなので古いモノと新しいモノが混ざり合ってますね。
イントロのクラヴィネットが跳ねまくってます。
ディスコが取り入れられているけれど、どことなく違和感がないのは歌を担当されている関田昇介さんの親しみ易い歌声によるものが大きいと思います。少しユーモラスなテノールの声質がイイですね。
作曲も関田さんで一度聴いただけで耳に残るメロディです。
コミカルな歌詞の内容にも合っていて。



それにして大和先生のイラスト、素敵ですね。
原作も読んでみようかしらん。

B面はエンディングテーマの「ご機嫌いかが?紅緒です」。
こちらはほんわかとしたミディアムテンポの作品。
うららかな陽気の下で、ひなたぼっこしてる気分になれる曲。
大好きですねー。
優しい春風のようなメロディのさえずり。



関田さんの甘くソフトな歌声とヒロインの紅緒さんの可愛らく、奥ゆかしい人柄を綴った歌詞との相性も素晴らしい。
爽やかな歌。名曲。
こちらの作曲も関田さん、才能のある方ですね。
調べてみたら関田さんは〝伝書鳩〟という70年代に活動していたフォークグループのメンバーといことです。知りませんでしたが、良さそうですね。機会があったら聴いてみたいと思います。

「はいからさんが通る」のテーマソングはホフディランのワタナベイビー氏もお好きだったと何かの本に書かれていました。
なるほどなぁ。わかる気がします。


『はいからさんが通る』《SCS-426》〈作詞:中里 綴/作曲:関田昇介/編曲:山口ますひろ〉(02’25’’)【1978】

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コメント 4

都市色

>うっちさん、niceありがとうございます。
by 都市色 (2010-05-20 07:43) 

びっけ

このエンディング曲が特に好きです!
ほわわんとしていて、心が和みますよね。

原作漫画は、少女マンガの王道というか、コミカルでいてラブあり、友情ありの名作ですよ。
(^^)v
by びっけ (2010-06-06 14:32) 

都市色

>ゆうのすけさん、NICEありがとうございます。
by 都市色 (2010-06-07 13:22) 

都市色

>びっけさん、こんにちは。
コメント&NICEありがとうございます。
やっぱり原作漫画おもしろそうですね。
漫画喫茶でのんびり読んでみたいなー。



by 都市色 (2010-06-07 13:23) 

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