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『ときめきトゥナイト/加茂晴美』 [アニメソング]

tokimeki.jpg

コニャニャチハ。
ブログの更新速度を落として安全運転の「03’54’’」。
出力70%で続けてまーす。
ハイ、アニソン特集。
前回、前々回の記事をご覧になった方は薄々お気づきかと存じますが、
今回のアニソン特集はのテーマは「スポ根」ではありません。
そうだす、ジューダス プリーストだす(by 安田謙一)。
「少女漫画/アニメ」系のシングルだす。

それほど得意な分野ではないので、スト−リィ/内容に関しては当たり障りのない文章でお茶を濁しているのがシースルーであります。
お見通しなんだよ。

という訳で「ときめきトゥナイト」。
池野 恋さんの少女漫画が原作。
これもテレビで観ていた程度ですが、キュートでコミカルな世界観が印象に残っています。
吸血鬼の父と狼女の母の間に生まれた魔界人の少女のお話でしたね。
ヒロインの江藤蘭世という名前が「エトランゼ」のモジリであることを知るのはもう少し後です。
アニメでは原 えり子さんが声を担当されていて、役にピッタリだったと思います。
「バイファム」ではお転婆なシャロン役でした。
蘭世が思いをよせる真壁くん。
子供ながらに「ハンサム」だと思いました。
ハンサムと云うと、「真壁くん」というイメージが植え付けれました。
調べてみるとこの原作漫画は90年代まで連載していたのですね。
主役がイロイロ変わる大河ドラマのようなものなのですが。

余談ですが、タイトルの「トゥナイト」という言葉を知ったのはこの作品が初めてだったと思います。
アレ?テレ朝系の深夜の番組「トゥナイト」が先だったかな?
いやいや、違います。あれは中学頃だったはず。
乱 一世と江藤蘭世がごっちゃになってしまいましたって?
失礼。
まさに絵に描いたような理想的な余談、どうでも良いことですね。

そんなコトは水に流して。
テーマソングのシングルのお話を。
「ときめき〜」もとっても良いんですよねぇ。
ポップでロマンティックで。
まさにときめいてしまうような音楽です。
先ずはオープニングテーマの「ときめきトゥナイト」。
サンバのリズミカルなイントロ、
ここだけは一瞬「ガンバの冒険」に似てますよね。
クイーカのユーモラスな音も印象的で。
そして弾けるリズムに乗って、
甘いフレグランスを漂わせるようなピアノとハープの調べによるウキウキするようなメロディが展開します。
う〜ん、うっとり…。
このテーマソングの作詞作曲を手掛けてるのは古田喜昭さん。
とても大好きな作家です。
一番有名なのは「パーマン」の80年代版のエンディングテーマの「パーマンはそこにいる」ですが、本来はもっとメロディアスな作風が得意の方で、あの「シュガー」という三人組の女性グループの「ウェディングベル」という大ヒット曲も古田氏によるものなのです。
さて「ときめき〜」へ話を戻して、
唄を担当される加茂晴美さんのチャーミングでパンチの効いた歌声もとっても素敵ですね。
Bメロの少しリズミカルな歌詞の唄い方も軽やかでナイス。
そして、サビの導入部の♪I LOVE YOUのところの高揚感、たまりません。
オープニングのアニメーションとのシンクロ率も高し。



夢見心地なり。
80年代初頭のポップなムードが感じられますね。
この動画を観まして、
実写版を今作るのなら蘭世役はPerfumeのかしゆかさんがイイと思う人ー!?

ちなみにこのオープニングテーマはオリジナルの二番の歌詞が使用されています。
こう云うことは他のTVドラマやアニメでもありますね。

そしてエンディングテーマのB面。
こちらも名曲『SUPER LOVE LOTION』。
一転してちょっとアダルトなムードが醸し出されるダンサブルな曲。
少女がちょっぴり大人の側面を垣間見せるような…。
二曲とも夜の甘い雰囲気とセクシーな雰囲気の二面性を上手く表現してますよね。
強い香水を吸い込んだようなドキドキするようなメロディ。
加茂晴美さんのパンチの効いた歌唱力はこの曲で遺憾なく発揮されてます。
カッコいい。
OP&EDテーマの両方ともアレンジは大村雅朗氏。



こちらも素晴しいアニメーションですね!
100点満点。
クレジットを確かめたら名匠、杉井ギサブローさんが担当されていたのですね!
なるほど。
子供ながらにもドキッとする映像ですが今観ても素敵ですね。
あの頃は「キャッツアイ」のエンディング映像の方がスゴいと思ってましたが、今は「ときめき〜」の方が刺激的に思います。
古田喜昭さんの作品は他にも良いモノがあるのでいつかのアニソン特集で取りあげてみたいと思います。

『ときめきトゥナイト』《KV-3027》〈作詞・作曲:古田喜昭/編曲:大村雅朗〉(03’20’’)【1982】





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コメント 11

ニコ

懐かしいすぎて思わずコメントw

おもいっっきり世代でしたね。
この漫画と「愛してナイト」が小学生の頃の
少女漫画2大金字塔だった気が・・・。
なんせ真壁くんがカッコ良いんですよねーw
実写版なら是非松坂桃李(シンケン赤)だと宣言します!
EDも大人っぽくって良かったですよね。
70~80年代はアニメも音楽も色々楽しいです。
by ニコ (2010-05-20 23:30) 

こっこ

自分の世代では蘭世の娘が主人公のところですが、再放送で見た事がありますが、今聴いてもとっても新鮮で良いですね、曲がいい!
そしてアニメーションもすっごくかわいいです。
by こっこ (2010-05-21 00:25) 

いとぞう

僕はこのアニメは観てなかったので内容は分かりませんが、とてもポップな主題歌でナイス!です。アレンジが大村雅朗さんと聞いて納得。かつて多くのポップソングのアレンジを手掛けられた大村氏ですが、アニメもやっていたんですね。

それにしても蘭世が、かしゆかそっくりですね!前髪パッツンだし。うん、実写版があったら、かしゆか起用で間違いなし!
by いとぞう (2010-05-21 17:26) 

都市色

>ニコさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
「ときめきトゥナイト」直撃世代ですかー。
奇しくも「愛してナイト」も今回取りあげてます。
楽しんで頂けますかどうか。
真壁君もプリンス。
桃李君も殿と云うコトで、通じるモノがありますね。
by 都市色 (2010-05-23 10:59) 

都市色

>こっこさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
こっこさんは蘭世の娘の世代の読者だったのですかぁ。
世代を超えて愛される作品なのですね。
80年代のアニソンはまだまだこれからもイロイロ取り揃えてますので、お楽しみに。
by 都市色 (2010-05-23 11:01) 

都市色

>いとぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
じゃ、このブログで推薦する実写版キャストは、
蘭世はかしゆか、
真壁君は松坂桃李くん、ということで。

80年代のポップスのスタッフも多くアニソンを手掛けてらっしゃいますね。
このブログでもどんどん取りあげて行きます。

by 都市色 (2010-05-23 11:05) 

サクラギ

こんばんは~。
がっつりりぼん世代、蘭世世代の私です(笑
真壁君とアロンが双子、蘭世と真壁君は運命の二人の生まれ変わり、もう最高の少女漫画です。素晴らしい!

そして古田さん。
ときめきもいいですが、クリィミーマミも大好きです♪
パジャマのままでモーニングコーヒーなんて!オトナだ(笑
by サクラギ (2010-05-26 23:39) 

都市色

>ゆうのすけさん、
niceありがとうございます。
by 都市色 (2010-05-27 09:12) 

都市色

>サクラギさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

「ときめきトゥナイト」原作も読んでみたいですね。
「クリィミーマミ」もイイですよねー。
曲も太田貴子さんもキュートでした。
オープングもエンディングもアイドルポップで。
アニソンでもアイドルの時代が始まった感じですね。
by 都市色 (2010-05-27 09:17) 

なっさん

私も「ときめきトゥナイト」大━゚+。(〃▽人)。+゚━好きなんです。
でも・・・私ぜんぜんお金がたまらなくて・・マンガを買えません・・・(つд∩) ウエーン
私はアニメを見てません・・「その時代いません」 調べてもアニメがでてこない
ユーチューブで調べてもでてこない・・・だから このサイトで見ていきたいです!!!
by なっさん (2011-04-24 22:16) 

都市色

>なっさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
漫画はネットカフェで読めるかもです。
僕も漫画をちゃんと読みたいと思います。
最近は当時のアニメの動画が削除されてしまい、残念ですねー。
by 都市色 (2011-04-26 00:40) 

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