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『1107/クレイジーケンバンド』 [CKB]

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こんばんは。
いや、どうも暑いですね。
暑い夏をぶっとばせ!
という訳で滋養強壮にスカッと一枚。
元気はつらつ、クレイジーケンバンドの2010年度型ニューモデル。
タイトルは『1107』。
『いいおんな』と読みます。
『03’54’’』が紹介する『1107』。
イイネ!

剣さんがすべての日本の働く女性へ贈るアンセム。
『1107』。
咽ぶほどにギラギラと、キケンで情熱的な名バラード『GIRL FRIEND』から一転、
スイスイと軽快な8ビートのロックチューン。
廣石恵一さんの小気味よいドラミングが何とも云えず素晴しい!
『GT』を彷彿させるようなスピード感に、メジャーセブンスな響きを湛えたメロディが魅力的。
涼風が吹き抜けるが如く胸がス〜っとします。
ワイルドな演奏の中にお洒落なメロディもちゃっかり忍ばせてるのが素敵。
イイネ。
ヨンさまのムーグソロもチャーミング。
トリオ ザ ドッグホーンズの管楽のスマートさ。
河合わかばさんのトロンボーンソロも楽し。
夏の温度を五度は下げてくれそうな強力クールミント チューン。
ドライヴのお供に。

カップリングは『馬力』。
テレビの競馬情報番組のテーマソングだとか。
ジャンルレスなCKBサウンドの真骨頂のような作品。
競走馬の疾走をイメージさせるような高速スカビート。
スピードに負けないめくるめくホーンとストリングスのメロウな響き。
そして一転、夢見心地に微睡むゆったりとしたバラードへ、
緩急自在なカラフルな組曲風演奏。
競馬へで一攫千金、のるかそるかの男のロマンを歌い上げてます。
剣さんの歌には暗い世相を笑い飛ばすようなパワーがありますね。
ハードな現実を知っている男だからこそ、余計に明るく歌うんだと思います。
因みに僕の競馬経験は一度だけ、大学時代に大井町競馬場でのトゥウィンクルレースでした。

それからシングルにはお約束の「CRAZY KEN BAND'S INFOMATION」。
剣さんと新宮虎児さんによる楽しいお喋りで来るニューアルバム『MINT CONDITION』を熱く語ってます。
此の中のコメント「クレイジーケンバンドは13年も活動しているけど、重みが無い、軽い。それは毎年解散して毎年再結成してるから。」が印象に残ってます。
なるほど。

シングルの初回盤には「1107」のPVが収録されてます。
化粧品のCMに現れそうな、小股のキレ上がった麗しい女性たちが共演。
サーヴィス精神満載。
ジャケットの世界観に通じています。

今年も元気なCKBのアルバムが夏をさらに熱く、ときに涼しくしてくれることでしょう。


『1107』《CMCK-9362》〈作詞・作曲:横山 剣/編曲:横山 剣、小野瀬雅生〉(04’17’’)【2010】


1107(初回限定盤)(DVD付)

1107(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: クレイジーケンバンド,横山剣,Ken Yokoyama,Masao Onose
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
  • 発売日: 2010/07/21
  • メディア: CD




MINT CONDITION(初回限定盤)(DVD付)

MINT CONDITION(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
  • 発売日: 2010/08/11
  • メディア: CD



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