『CHRISTMAS,THANKS FOR NOTHING ep / SLOW CLUB』 [英国ロック/00年代]
こんばんは。
もう一枚クリスマスシングルを。
これは最近手に入れたお気に入り。
SLOW CLUBのクリスマスEP。
チャールズとレベッカの二人によるデュオ。
トラッドフォーク、ブルース、スウィングに影響を受けたサウンドが魅力。
英国のSHE & HIMって感じでしょうか。
2008年にデヴュー。
2009年にファーストアルバム「YEAH SO」をリリース。
同年の冬にこのクリスマスシングルをリリースしました。
今年の夏、来日してライヴツアーを開催してます。
一曲目はダーレン ラヴとEストリートバンドによる「ALL ALONE ON CHRISTMAS」のカヴァー。
映画「ホームアローン2」の音楽でした。
オリジナルはスペクターサウンド風でしたが、SLOW CLUBはうら寂しいバラード仕立てでチャールズがヴォーカルをとってます。
二曲目もカヴァーで、本家のフィル スペクターの素晴しいクリスマスアルバムから、同じくダーレン ラヴが歌った「CHRISTMAS(BABY PLEASE COME HOME)」。こちらはオリジナルに忠実なスペクターサウンド風アレンジ。ヴォーカルはレベッカ。
三曲目以降はSLOW CLUBによるオリジナル作品。
まずは「IT'S CHRISTMAS, YOU'RE BORING ME」。
レベッカによるアコギの弾き語り。
素朴なギターのストロークとレベッカの澄んだ歌声が魅力的。
四曲目は「CHRISTMAS, THANKS FOR NOTHING」。
チャールズのヴォーカルによる三連のバラード。
センチメンタルでレイジーなメロディとチャールズの切々とした歌声が胸を打ちます。
エンディングではTHE WHOの「MY GENERATION」 みたいなビートに乗ってレベッカのボーカルによる曲が挿入され、やがてノイジーなエレキギターが「きよしこの夜」を奏で始めます。
五曲目は「CHRISTMAS TV」 。
最後はチャールズとレベッカによるデュエット。
二人の息の合った美しいハーモニーとアコギの共演。
フォーク調の無垢で飾り気の無い歌と軽快な演奏が素敵です。
このミニアルバムを聴いてると、一人でクリスマスを静かに過ごすのも悪くないな、と思います。
ささやかな歌と演奏が心を安らかにしてくれます。
THANKS FOR NOTHING.
チャールズとレベッカの素敵なクリスマスソング集にありがとう。
それでは、メリークリスマス。
『CHRISTMAS,THANKS FOR NOTHING』《MOSHI 193》〈Words & Music by CHARLES & REBECCA〉【2009】
タグ:クリスマスソング
はじめまして
すごく素敵なデュオですね、こういうのも悪くないなぁって思いました!!
by doruzi22 (2010-12-28 21:04)
>doruzi22さん、はじめまして。
コメント&niceありがとうございます!
気に入って貰えて嬉しいです。
アコギの響き、良いですね!
by 都市色 (2010-12-31 09:26)