『夢見る15歳/スマイレージ』 [ハロプロ]
こんばんは。
5/26はスマイレージのメジャーデヴュー一周年記念日であります。
あやちょ、ゆうかりん、かにょん、そして、サキチィー。
お嬢さん方、お目出度うございます。
というわけでメジャーデヴューシングル「夢見る15歳」。
この曲は昨年度のレコード大賞の最優秀新人賞受賞曲です。
たかがレコ大、されどレコ大、腐っても鯛!
「夢見るシャンソン人形」(フランスギャル)
「夢見る少女じゃいられない」(相川七瀬)
に続く「夢見る」シリーズ三部作のトリを務める作品(大ウソ)。
インディーズで4枚シングルを出した後、
プロデューサーのつんく♂氏からメジャーデヴューへの試練となる、一万人の笑顔の写真を一ヶ月で集めてその写真でモザイクアートを作る、と云う難題を見事クリア。
メジャーからの一発目はインディーズ時代の無邪気なティーンエイジポップスから一転。
マイナー調のダンスチューン。
山口百恵さんの「ひと夏の経験」そして中山美穂さんの「C」など、
“夏に恋する少女達”を題材にしたデヴュー曲の系譜に連なる作品。
哀愁を帯びたアイドル歌謡曲っぽいつんく♂節。
これでもか!とケレン味たっぷりな展開にシビれます。
こういう曲作るのがホント上手いなぁ(マイナー)。
モー娘。で云えば「サマーナイトタウン」っぽいかな。
僕、兎に角この曲が大好きなんですね。
聴くと訳もなく気分がアガルんです。
ライヴでも盛り上がります。
そして楽曲の良さを活かした、アゲアゲなデジタルサウンド。
電撃的にノイジーなイントロ。
ドラムのブレイクが切り込んで、
ぶっといシンセがうねりまくるゴーカイなプログラミングがドラマティック。
エッヂの効いた重低音。
アレンジャー、平田祥一郎氏の面目躍如。
「ショートカット」も平田氏のアレンジでした。
そしてビートに負けない乙女たちの熱唱。
彼女たちのカッコいいダンスにも注目です。
ピンヒールで切れ味鋭く踊りこなす勇姿は美しい。
カップリングは「サンキュ!クレームブリュレの友情」。
こちらもとってもいい曲なんですね。
インディーズ時代のシングル群を彷彿させるめくるめくキュートなメロディが満開。
カップリング扱いが勿体ないほど。
作曲はつんく♂氏ですが、可愛らしい歌詞は亜伊林さんという方が担当してます。
恋に悩む女の子たちを励ましてくれる同性の友達、そしてスウィーツの有り難みを謳歌しています。
“クレームブリュレ”というモノが実は何だか判っていない僕なのですが、何となく美味しそうなコトが伝わってきそうな甘美なメロディラインとサウンド。
チェンバロやシンセのストリングスが軽やかに弾ける、高橋諭一氏による夢見心地で華麗なアレンジ。
K−POPブームに並走しながら、メジャー、インディーズと大小さまざまな芸能事務所が女性アイドルグループ界に参入して草食系男子のお小遣いや薄給から少ないパイの取り合いを目論んでいます。
21世紀の女性アイドルグループのシステムを確立した老舗ハロープロジェクトからの生え抜きであり叩き上げのユニット、スマイレージ。
リーダーの明朗で天然でアーティスティックな和田彩花さん。
正統派な美少女でエースながらダジャレ好きな前田憂佳さん。
グループを引っ張る利発なMC担当の自称シンデレラの生まれ変わり、福田花音さん。
そして最年少のお転婆で歌の上手いおはガール、小川紗季さん。
四人の個性とコンビネーションの面白さ。
天真爛漫なパフォーマンス。
実力派ヴァラエティアイドルとして「キャンディーズ」を目指してください、是非。
『夢見る15歳』《HKCN-50115》〈作詞/作曲:つんく♂/編曲:平田祥一郎〉(03’40’’)【2010】
メジャーデビューシングルですかあ。アイドルのデビュー曲って意外とマイナー調のが多いような気がします。セカンドシングルのほうがポップ満載だったり。こういう曲も魅力ですね。
それにしてもアイドルにハマるとお金掛かりますよね~。でも、こういう時代だからこそアイドルで元気になる日本、であってほしいもの。
by いとぞう (2011-05-26 18:23)
>いとぞうさん、こんにちは。
コメント有り難うございます!
一周年のお祝いも束の間、新メンバー募集のニュース!
いかにもハロプロらしい展開。
でもピンチはチャンスだ!スマイレージ!
応援しています。
by 都市色 (2011-05-30 13:23)