『不良倶楽部／クレイジーケンバンド』：03'54''：So-net blog

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『不良倶楽部／クレイジーケンバンド』　[CKB] [編集]

こんばんは。
クレイジーケンバンド！
待望のアルバムリリース間近に控えて投入された先行シングル「不良倶楽部」を。
今回はゴキゲンな東洋一のラテンサウンド。
ノワールでクールでゴージャスなブーガルービート。
ダンスホールを湧かす胸騒ぎの腰つきなミュージック。
彼らの練りに練られた演奏に酔っぱらって下さいまし。
そしてタイトル。
この“不良”と云うキーワード。
不良と云ってもただグレたり暴力を振るったり、クスリをキメたりする人とは違います。
反社会的なだけではなく、ファッションセンスが良かったり、遊びが上手かったり、
音楽のセンスも良かったり。
誰も知らないカッコいいR&Bに詳しかったり、流行に敏感だったり。
都会のイカす遊び人が不良と定義されているのだと思います。
歌詞の中に勝新太郎氏が出てきたり。
勝新さんは長唄も上手だし、歌手としても素晴らしいし、音楽のセンスもいいし、遊びも派手でしたね。
粋で通なプレイボーイってこと。
詳細は痛快な歌詞に。

カップリングは「サボさんまいったな」。
こちらも情熱的なラテンなサウンドですが、より歌謡曲的ニュアンスを感じさせる演奏。
親しみのあるメロディに一度聴いたらハマります。
もともとはNHK教育じゃない、Eテレの子供向け番組「みいつけた」のキャラクター、サボさんのテーマソング。。作曲者の剣さんによるセルフカヴァーバージョン。
作詞はふじきみつ彦さんによるもの。
子供向けだからと云って、童謡っぽいメロディに仕上げないで大人でも楽しめる楽曲になっているのがイイネ！you tubeにこの曲に合わせて楽しく踊っているチビッコたちの動画がたびたびアップされていますが、将来、不良倶楽部行き確定な、狂剣信者に育つこと請け合いですね！！

続いては、おなじみの「eye catch」。
サブタイトルに“クケバと呼んでくれないか”とクレジットされています。
「不良倶楽部」の歌詞の中にも「クケバ」というネーミングがコーラスで歌われています。
クレイジーケンバンドの日本語の頭文字を取って「クケバ」。
これまでも一部のファンの間で呼ばれていた呼称です。
このタイミングで“クケバ”という呼び方を推奨した背景には、CKBという愛称が東京一の電気街いや、中野と並ぶサブカルのメッカである街に劇場を所有しミリオンセラーを連発しているらしい某人気女性団体の名称に似ているからでしょうか。
ピンチケ向けの稚拙な音楽と一緒にしないでくれってことでしょうか。
穿った考えでしょうか。

その次はこれまたお馴染み「CRAZY KEN BAND'S Imfomation」。
シングルの恒例。剣さんと新宮虎児氏との新曲についてやバンドの近況を語るコーナー。
来るニューアルバム「ITALIAN GARDEN」の魅力に迫っています。
楽しみですね。

その後は「不良倶楽部」と「サボさんまいったな」のカラオケ。

これまでのアルバムも毎年毎年楽しみに聴いてきましたが、
少しリリース間隔を置いて、満を持して発表される新作。
昨年から定期的にリリースされてきたシングルも好調だったので期待が高まります。
さらなる深化が垣間見られますね。
う〜ん、来週のリリースが本当に楽しみです。
今年こそはチケットをゲットしてライヴに馳せ参じたい所存です。

『不良倶楽部』《UMCK-5359》〈作詞・作曲：横山剣／編曲：横山剣、小野瀬雅生／ホーンアレンジ：河合わかば〉（03’43’’）【2012】