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『大きな愛でもてなして/℃-ute』 [ハロプロ]

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こんばんは、おつカレーライス。

ということで、
℃-ute、行ってみましょう!
彼女たちの二枚目のベストアルバムが先月下旬に発売されました。
題して、『②神聖なるベストアルバム』。
2009年に最初のベスト盤が出てまだ3年しか経ってませんが、
今回のベスト盤は彼女たちの代表曲を新たにリアレンジして、ヴォーカルも録り直しています。
2005年にデヴューした当時の彼女たちは平均年齢が10代前半であり、メンバーも8人組でした。
その後、目覚しい成長とメンバーチェンジを経て、アイドル界屈指のダンス&ヴォーカルユニットとしてその名を轟かせている現在に、ここでその進化/成長を確かめる意味での、攻めの姿勢でのベスト盤を世に問う時期だとスタッフは考えたのかもしれません。
僕みたいに比較的最近に彼女たちの魅力にハマったファンへの入門編的アルバムとして最適です。
初回盤の特典のDVDの2種類とも半端なく見ごたえありです。

そんな訳で、今回のアルバムにも収録されている、彼女たちの初期のシングルから『大きな愛でもてなして』。
インディーズからリリースされた3rdシングル。
もう大好きです!
名曲!名曲!名曲!
これぞ、絵に描いたような超キュートなアイドルポップ。
聴いた瞬間、思考停止にハッピーなメロディに持ってかれます。
つんく氏のフレキシブルなポップセンス。
『アイドルソング・クロニクル』でもレヴューされてます。
この本によると、ジューシィ・フルーツの『ジェニーはご機嫌ななめ』からインスパイアされたとか。
納得!
どちらの曲も大好きな僕にはうれしい限り。

イントロのウィスパーチックな女性コーラスとつんく氏の歌声からワクワクします。
高橋諭一さんのキッチュでカラフルでアッパーなアレンジもグー!
さすが!『桃色片思い』を髣髴させます。
恋という感情がまだ定義できない年ごろの女の子たちの、多感で大らかな愛情表現を歌っていて微笑ましいですね。



人数が8人なので現在の℃-uteとの違和感は多少感じますが、この映像での邪気の無い、素直なお嬢さんたちのイメージは7年経っても変わっていないのが素敵です。
みんな可愛らしいですが、特に当時10歳で最年少の“まいまい”こと、萩原 舞さんが何故か大きめなサングラスをかけているのが可愛すぎる!
インディーズのシングルの殆どのPVでは何故かかけています。
フィンガー5のアキラ!って感じで。
それを観てるだけでホンワカと大きな愛でもてなされてしまいます。
無条件幸福なり。
℃-uteというと、パンチの効いたマイナーメロの曲が多い気がしますが、こういう可愛らしい作品もあります。

収録曲はこの一曲と、同曲のカラオケです。


そして、6年後の今年にリアレンジされた〈2012神聖なるVer.〉バージョンでは、“なっきぃ”こと、中島早貴さんと舞さんが二人で歌っています。アレンジは鈴木裕明氏が担当しています。
オリジナルヴァージョンを意識しつつ、テンポを多少変えたりしてサウンドにメリハリをつけた感じですが、個人的にはオリジナル・ヴァージョンのつんのめる様な弾けたビートが好きです。
でも、
♪ 泣きそうよ のところをなっきぃが歌っているのでオッケーにしましょう。

現在はベスト盤をひっさげて今年二回目のライヴツアーを敢行中の彼女たち。
残念ながら都合が悪くてライヴに行けそうにありませんが、本当に行かないで損するグループです。
全力でパフォーマンスするアイドルはなにもももクロだけに限ったことじゃありません。
何も知らない、伝聞を記事にするマスコミの悪い癖です。
百聞は一見に如かず。



本物を確かめましょう。

それと、日本で唯一の総合音楽情報誌、CDジャーナルの12月号で彼女たちが表紙と巻頭特集を担当しているのですが、表紙を良く見ると、“CDジャーナル”ではなく、“℃Dジャーナル”と表記されているではありませんか!
背表紙も“℃Dジャーナル”、そしてtwitterのアカウントまでも“℃Dジャーナル”。
雑誌一丸となって遊び心100%な姿勢が良いですね。
でもなんて読むの?
特集記事も面白いです。

『大きな愛でもてなして』《TGCS-3394》〈作詞・作曲:つんく/編曲:高橋諭一〉(03’12’’)【2006】

(2)℃-ute神聖なるベストアルバム(初回生産限定盤A)(DVD付)

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  • アーティスト: つんく,平田祥一郎,山崎淳,鈴木俊介,宅見将典
  • 出版社/メーカー: ZETIMA
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: CD



(2)℃-ute神聖なるベストアルバム(初回生産限定盤B)(DVD付)

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  • アーティスト: つんく,平田祥一郎,山崎淳,鈴木俊介,宅見将典
  • 出版社/メーカー: ZETIMA
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: CD



℃-uteコンサートツアー2012春夏 ~美しくってごめんね~ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
  • メディア: Blu-ray


CD Journal (ジャーナル) 2012年 12月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音楽出版社
  • 発売日: 2012/11/20
  • メディア: 雑誌



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コメント 6

いとぞう

℃-uteはここ2年くらいの間にイイなあ・・と思うようになったので初期の曲はあまり知らないし、ベスト盤は最適です。この曲はピコピコしたサウンドでポップで良いですね♪PVを観るとさすがに初々しいですねえ。ここに来て初期の曲を録り直したのはいい事だと思います。
ベスト盤、買いたいなあ。「桃色スパークリング」や「会いたい 会いたい 会いたいな」とかが収録されてないのがチト残念ですが。
by いとぞう (2012-12-05 22:37) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
℃-ute、良いですよね。
楽曲のリメイク、リアレンジというものには常に賛否がありますが、
彼女たちはデヴュー時は年齢的に幼かったこともあり、こういうリメイクは違いを楽しむコトの醍醐味が先行しますね。
Berryz工房もそうですが、10年近いキャリアを持つアイドルグループってほんとに稀ですね。
彼女たちもリアレンジ的なベストアルバムを出すのも面白いと思います。

by 都市色 (2012-12-07 23:03) 

ノリ

「大もて」はジューシィ・フルーツからインスパイアされてたんですか。納得。
ワタクシしばらく℃-uteコンには行ってないけど、パフォーマンスは今やハロプロ随一ですね。
まいまいのサングラスも懐かしいです。
一時期は危機的状況だったけど、残されたメンバーは本当に頑張ったと思います。
by ノリ (2012-12-09 00:06) 

都市色

>ノリさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
返事が遅くなってすみません。
娘。だけじゃなく、℃-uteも絶好調ですね。
これまでの努力が実ってなにより。
ベスト盤の初回盤Bは内容の濃いインタビュー集だそうで、本音がヘビーに語られてるみたいですね。そっちも欲しいのですが。
by 都市色 (2012-12-11 17:47) 

C

はじめまして。まいまいがサングラスをかけていたのはその時目を患っていたか手術したかと聞いたことがあります(真偽は定かではないのですが)

「大きな愛でー」は好きな曲のひとつなのでレビュー、有難うございました。「ジェニーはー」からインスパイアされたのは初耳です!
by C (2013-03-13 19:52) 

都市色

> Cさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
まいまいが目の病気だったのですね。
なるほど。
そういう恐れもありますよね。
アイドルにとって、目は大事です。

“ジェニーはご機嫌ななめ”説は掟ポルシェさんがアイドルソングクロニクルで書いていました。
正確なことは定かではないのですが・・・。
でもつんくさんは結構、昔の曲からモチーフを得るのが上手いですよね。


by 都市色 (2013-03-14 02:50) 

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