『キミノヒトミニコイシテル/深田恭子』 [ピチカートファイヴ]
ピチカートマニアのみなさん、こんばんは。
『03'54''』です!
Negiccoのシングルリリース記念といたしまして、
小西康陽特集をやってみたいと思います。
まずはこれ!
ゼロ年代のアイドルソングで僕が一番好きな作品。
深田恭子さんで『キミノヒトミニコイシテル 』。
コーセーのCМソングとして流れていました(シングルにCD‐エクストラ仕様でCМ映像が収録)。
最近のポカリスエットのCМも可愛いですね。
写真集も素晴らしい出来でした。
実は深田さんは素晴らしい楽曲が多いですが、歌手としても大変素晴らしい方です。
基本、深田恭子は歌手です。
このブログは『イージーライダー』で始めたくらいなもんで。
そんな深田さんが歌う『キミノヒトミニコイシテル』。
小西さんの最高傑作のひとつ。
一日中聴いていても飽きない自信があります!
いや、そんなに聴くと飽きるかな・・・。
毎日聴くのは大丈夫。
何度聴きかえしても気分がアガります。
完璧なアイドルソング。
君みたいにきれいな女の子が歌う為だけに作られた音楽。
きれいな女の子が歌うだけで輝きだす音楽。
淀みなく、咲き誇る明快なメロディ。
♪ マメミムメモ・マメミムメモ・マメミム・マジカルビーム
まさに魔法の呪文のようなフレーズが音楽の魔法を呼び覚まします。
マジック・メロディ。
小西さんは締切間際に突然閃ように曲が出来たとコメントしてました。
一筆書きのように軽やかな旋律を最大限に活かすサウンド。
切れ味鋭いアレンジが展開されます。
90年代後期『イッツ・ア・ビューティフル・デイ』から進化を続けてきたアッパーでキャッチ―なダンスミュージック路線の集大成。
シンプルにエレガントにキッチュにデザインされた音像。
激しく脈を打つデジタルビート。
疾走感溢れるプログラミング。
間奏のスリリングなピアノソロの高揚感。
胸の高まりを抑えられない恋をしている気分になれます。
悲しいことなんか何にもない多幸感に満ちたサウンド。
でも楽しすぎて、何故か切なくなる小西さんの音楽の魅力が炸裂。
深田さんの可愛らしさを余すことなく音楽に封じ込めています。
品が良くて澄んだ歌声も素晴らしい。
色々と突っ込みどころの多い映像ですが、イイんです。
僕このPV、100回は観てます。
最初は「う~ん・・・」と思っていましたが、だんだん引き込まれます。
そのくらい観てると病み付きになります。
二十歳前の深田さんがはち切れんばかりにフレッシュです。
3分26秒あたりで、踊りをトチるんですが、最高です。
NGにせずにオッケーにする英断に万歳。
この曲、3分54秒なんですね。
だいたいこのくらいの演奏時間はイイ曲が多いと勝手に思い込んでいるブログです。
北野 武監督の『Dolls』(2002)には深田さんも出演していますが、
アイドル歌手という役どころで、この曲も劇中で歌われていますが、
良くも悪くも、絵に描いたようなアイドルソングの典型って感じで。
二曲目には福富幸宏氏による同曲のリミックスバージョン。
ラウンジミュージック風なアレンジが繰り広げられて、楽園のごときラグジュアリー。
三曲目は『スミング』のリミックス。
こちらはマンスフィールドこと池田正典さんによるもの。
彼が手掛けた『Love so fine』っぽいアレンジです。
この曲は女性SSWのこなかりゆさんんが作詞をしていますね。
夏にぴったりな爽やかな曲。
深田恭子さんにはこれからもときどき歌を唄ってほしいと思います。
『キミノヒトミニコイシテル』《PCCA-80006》〈作詞・作曲・編曲:小西康陽〉(03'54'')【2001】
私もこの曲大好きです。
なんか、ドイツ物のテクノを意識してつくったような話もあったような。
でもこのPVの深キョン、フレッシュの域をちょっと超えてるような気も。
ムチムチというか。まあいいでしょう。
by Backy246 (2013-06-10 00:50)
>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
深キョンは何だかんだでデヴュー以来、ずっと可愛いですよね。
それが本当に価値のある素晴らしいと思います。
この芸能界の荒波を第一線で活躍し続けるなんてすごいと思います。
尊敬します。
写真集も本当に素晴らしいです。
by 都市色 (2013-06-10 22:18)
>Backy246さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>なんか、ドイツ物のテクノを意識してつくったような話もあったような。
そう言われると、
野本かりあさんのアルバムでandreas drauの『Girls in love』をカヴァーしていたりするのでドイツのテクノの影響も強いかもしれませんね。
by 都市色 (2013-06-10 22:21)