『LOVE MACHINE PT.1/ The Miracles 』 [ソウル/70年代]
こんばんは。
前回の記事は予想以上にアクセスが多くて驚きました。
Negiccoのプロデューサーのconnieさんをはじめ、いろいろな方がリンクを貼って下さって。
ありがとうございます。
twitterに更新すら報告しない、こんな時代遅れのブログをどうして知るのでしょうね。
そうさ、噂は光の速さより早いのですね。
それだけ沢山のアイドルファンの注目が集まった曲ということでしょう。
という訳で、
アイドルばかり聴いた後は、このドーナツ盤を召し上がれ。
ミラクルズのディスコ名曲『LOVE MACHINE 』(1976)。
モーニング娘。、とは関係なくて、
『アイドルばかり聴かないで』の元ネタです。
スモーキー・ロビンソンがミラクルズを1972年に脱退後、ビリー・グリフィンが20歳という若さで新メンバーとして加入しての新生ミラクルズの最大のヒット曲(全米1位)。
杉山清隆&オメガトライヴから杉山さんが脱退し、カルロス・トシキさんが加入して1986オメガトライブと名乗って『君は1000% 』のヒットを出したってことと似ているかなってどうでもイイですね。
ビリー・グリフィンさんもカルロス・トシキさんも甘いルックスで女性から大いに人気がありました。
そんなコトはどうでもよいのですが、有名なディスコヒットからの大ネタ使いによる『アイドルばかり聴かないで 』。
グル―ヴィでソリッドなダンスミュージック。
タイトなリズムのソウルトレインに乗れば、
メロウで香しいメロディに吸い寄せられます。
ビリー氏の若さと情熱が漲るファルセットのしなやかさ。
甘やかなコーラス。
ウォーレン・ムーア氏が低音でワイルドに唸るところを聴くと、どうしてもハロプロ曲でのつんく氏の歌声を思い出す僕はハロヲタ。
ワム!もカヴァーしてました。
この曲はビリーグリフィンとウォーレンムーア両氏による共作。
ディスコ・ミュージックの躍動感、多幸福感に溢れた一曲。
乗り換え無用のダンス天国行き、ラヴ・マシーン。
明るい未来に終着希望だわ。
ヒットファクトリー、MOTOWN製のソフィスティケイトされたサウンドの緻密さ。
快楽原則に則ってサーヴィスの行き届いた音質。
完成度の高さにしびれます。
A面にパート1、B面にパート2が収録されています。
盤面をひっくり返し、ロングバージョンでお届け。
パート2はさらに演奏のグルーヴが増して、ファンキーです。
延々ディープなリズムがエンドレスに展開。
そしてアープシンセサイザーのウネウネとした電子音が飛びまくります。
ビリー・グリフィンさんはソロとしても素晴らしい作品を多く残していますね。
洋楽秘宝館から再発されたアルバムとか素晴らしかったです。
という訳で、次回からの小西康陽特集もお楽しみに!
『LOVE MACHINE PT.1』《JETT-2344》〈Written by W.Moore -W.Griffin〉(02'55'')【1975】
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