『今日からスタート/コンコス』 [邦楽ロック10年代]
新年、明けましておめでとうございます。
元旦からもう13日も経ってしまいました。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが、本年も拙ブログ、何卒御贔屓に。
今年も大好きなシングル盤を求めて、楽しく過ごしたい所存であります。
気が付けば、『03'54''』も6年以上も続いています。
ということは、あと94年もすれば100年ですね。
凄いですね。
来年中には千回行くでしょう。
昨年もイロイロありましたが、それはまたおいおい語るとして。
まずはこの一枚。
今年の一枚めということで、『今日からスタート』です。
今回のシングルを入手したのは一年近く前のことだと思うのですが、
紹介しそびれていました。
まさにタイトルが、《今でしょ!》。
2014年一発目に相応しい。
“03'54''”、このシングルでスタートです!
コンコス《KONCOS》という二人組のポップユニットの7インチ。
リディアムサウンターの元メンバーである古川太一さんと佐藤 寛さんによって結成されました。
リディアムサウンターについては、カジヒデキさんとの共演盤を通じて知りました。
そのこのブログでも過去にシングルを取り上げたのですが。
A面の『今日からスタート』。
これはザ・ゾンビーズのカヴァー。
原題は『This will be our year』。
名作『Odessey & Oracle』の収録曲。
朝日のように爽やかで澄んだメロディが印象的な楽曲。
クリス・ホワイトによるソングライティング。
印象的なピアノの伴奏を活かしたコンコスのカヴァー。
古川太一氏のピアノに合わせて佐藤寛氏の青い歌声が響きます。
佐藤氏による訳詩の歌詞も素朴で瑞々しい。
コリン・ブランストーンに負けない純朴さ。
静かに、そして確かに新しい一歩を踏み出します。
カヴァーのセンスが素晴らしいと思います。
B面は『ムスカリンリン』。
これはコンコスによるオリジナルソング。
お二人による共作。
エレガントで繊細なメロディが咲き乱れるソフトロック。
キラキラとシンフォニックなサウンド、陽気なマーチング。
この曲は彼らのファーストアルバム『ピアノフォルテ』にも収録されています。
シングルは両面ともモノラル録音。
彼らは現在、新しいシングルを携えて全国のカフェをライヴサーキット中です。
大阪でのライヴもあるようなので、スケジュールが合えば行きたいなぁ。
そんな訳で、今年もブログをよろしくお願いします。
『今日からスタート』《R-12B0361》〈作詞・作曲:Chris White/訳詩:佐藤 寛/編曲:コンコス〉(02'27'')【2013】
コメント 0