『COMPLETELY/CARO EMERALD』 [ジャズ]
オハヨウゴザイマス。
凍てついた2月の早朝。
瀟洒な洋楽のシングルでも取り上げてみようぜ。
カロ・エメラルド、オランダ出身のジャズシンガーのシングルを。
昨年リリースされた彼女のセカンドアルバム、『THE SHOCKING MISS EMERALD』をきっかけに知りました。
昨年の5月か、6月だったでしょうか、たまたま茶屋町のタワレコにいたときに店内で流れていて惹かれてしまいました。
スマートでスウィンギーなジャズのサウンドに乗って、チャーミングなフィーメルヴォーカルが聴こえてきたのです。
アルバムからのシングルカット『COMPLETELY』です。
すこしオールドタイミーで気怠いムードのメロディとサウンドが香しい。
ナンシー・シナトラの『シュガータウンは恋の町』を思い出しました。
甘過ぎない大人な魅力をふりまいて、歌うカロ嬢の音楽センス。
間奏でのミュートの効いたトランペットのユーモラス。
あっという間の二分半ですが、とろけるような気分です。
音楽的には1930~50年代あたりの古き良き時代のジャズを土台にしていますが、サウンドは現代的な打ち込みやヒップホップのブレイクビーツやDJのスクラッチを入れたり。
作詞作曲はカロ嬢(Caroline van der leeuw)、Wieger Hoogendorp氏、Vincent Degiorgio氏、David Schreurs氏が担当。
プロデュースは同じくDavid Schreurs氏とJan van Weiringen氏による“Grandmono Production”が担当。
上記の面々がカロ・エメラルドという歌手のプロジェクトを取り仕切っています。
B面は同曲のライヴヴァージョンを収録。
オリジナルとそれほどサウンドに違いはありません。
まだ来日公演とかはないみたいですが、上記の動画なんかを観ると良い雰囲気です。
チャンスがあったらライヴが観たいですね。
『COMPLETELY』《DRAMSVN006》〈Witten by Caroline van der leeuw、Wieger Hoogendorp、Vincent Degiorgio David Schreurs 〉(02’29’’)【2013】
Deleted Scenes from the Cutting Room Floor
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Mri Associated
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: CD
>makimakiさん、niceありがとうございます。
by 都市色 (2014-02-11 15:03)