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『夏休み最後の日/宝生桜子』 [邦楽女性アイドル/80年代]

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ハイ、こんばんは。
今日は8月最終日でした。
いい年になっても“夏休み最後の日”だと思ってしまいます。
何だか気持ちが高まります。
社会人になって一気に日数が減ってしまって悲しいです・・・。

しかし、今って、31日が夏休みじゃない学校もあるんですねぇ。
気候が寒い地方だけの話ではなく。
へぇ~です。
勿論31日まで夏休みの学校もおありでしょうし、大学はもっと長い。

やっぱり僕が学生時代の時は8月31日までが夏休みでした。
今頃はもう、必死になって宿題に取り掛かってました。
夏休みいっぱいまでギリギリまで追い捲られてました。
日付を超えても深夜までやってましたねー。
両親に呆れられながら。
今でもあの頃の気持ちが蘇って来ます。

あんまり変わってませんね。

という訳で、今夜はこのシングルをご紹介したいと思います。
宝生桜子さんのシングル『風のテレフォン・コール』のB面曲『夏休みの最後の日』。
1986年夏のシングル。

宝生桜子さんは80年代中期以降に活動していた女性アイドル。
あどけなく愛らしいルックスにお構いなしでグッと大胆な肢体で青年誌のグラビアを飾っていました。
今のグラビア・アイドルのはしりでしょうね。
ちょっとこちらが心配してしまうほどの脱ぎっぷりの良さで。
今の世の中はもっと過激なモノはありふれていますが、当時としては実に刺激的でありました。
素晴らしい。
十代の僕にはかなり悩ましくドキドキでした。

脱ぎっぷりの良い女性タレントさんはそれだけで才能だと思います。

という訳で宝生さんの唯一と思われるシングル盤です。

微量に秋の気配を忍ばせて、穏やかで切ない夏休みの終わりを綴った一曲。
ゆったりした歌いだしから、アップテンポの爽やかな曲調が弾けます。
ソーダフロートように涼しくて優しいメロディと、清楚でソフトな宝生さんの歌声。
夏空の下、涼しい木陰のベンチでセンチな気分で夏休みの終わりを感じています。
ややあっさりした楽曲の展開で、甘美な夏の思い出をひっそりと封じ込めます。
少し物足りなくて地味だけれど、その慎ましやかさが逆に美しい。
それがB面です。

この曲が素晴らしいのにはもう一つ理由があって、

ジャジャーン(意味不明なBGМ)! 

演奏時間が3分54秒なのです。
ここが大事マンです。
3分54秒の曲に悪い曲は無いと勝手に思い込んでいる僕には嬉しい証左。

それではA面に移って、『風のテレフォン・コール -今、恋しかできない-』。
こちらも夏に相応しいムードを持った曲で、マイナー調のラブソング。
マイナー調ですが、ヒンヤリとメロウな旋律を湛えて。
竹内まりやさんが高畑充希(みつき)さんに提供した『夏のモンタージュ』に通じる様なイイ曲です
恋への熱情と不安が交差する歌詞と宝生さんの優しい歌声がマッチしています。
年頃の乙女にしか出せない輝きがあります。

A面の作詞は小林久美、B面の作詞は紙中礼子、2曲とも、補作詞:FUMIKO、作曲:小杉保夫、そして編曲は若草 恵。

やはり、1986年のアイドルソングは良い曲が多いですね。

尚、シングルには宝生さんのちょっと際どいピンナップが付いています。

嗚呼、夏休み最後の1日よ、永遠なれ・・・。


『夏休み最後の日』《7DX1450》〈作詞:紙中礼子/補作詞:FUMIKO/作曲:小杉保夫/編曲:若草 恵〉(03'54'')【1986】





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コメント 2

いとぞう

宝生桜子さん!懐かしいなぁ。
昔よく雑誌でお見かけしましたが、歌を出していたとは知りませんでした。こういうところに名曲は隠れてるものなんですよね。
都市色さんは追い込まれてから宿題やるタイプでしたか。僕は早々に終わらせて後半に遊ぶ・休むタイプでした。大人になった今でもやはり夏の終わりは寂しいものがあります。
by いとぞう (2014-09-01 20:51) 

都市色

>いとぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
いつも返事が大変遅くなって申し訳ありません。
だから夏休みの宿題を最後まで残してしまうのですね。
仕方のない奴だ。
御免なさい。
いとぞうさんは宿題を早めに仕上げてしまうタイプなんですね。さすがです。

by 都市色 (2014-09-21 09:15) 

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